福岡放送局

2008年2月18日 19時5分更新

海兵隊員 飲酒し住居侵入

18日未明、沖縄県名護市の住宅にアメリカ海兵隊員が勝手に上がり込んで寝ているのが見つかり、住居侵入の疑いで警察に逮捕されました。アメリカ海兵隊は今月10日に起きた少女暴行事件を受けてすべての隊員を対象に再発防止のための教育を行うとしていただけに地元の反発が強まっています。

住居侵入の疑いで逮捕されたのは、名護市のアメリカ軍基地キャンプシュワブに所属するアメリカ海兵隊の伍長、ショーン・コーディー・ジェイク容疑者(21)です。ジェイク伍長は18日午前4時半ごろ、名護市辺野古地区の住宅に勝手に上がり込み、ソファーで寝ているところを、通報を受けてかけつけた警察官に逮捕されました。警察の調べによりますと、この家の54歳の主婦が午前4時ごろ物音に気づき応接間をのぞいたところ、ジェイク伍長がソファーで寝ていたということです。ジェイク伍長は酒に酔っていて警察の調べに対して、「なぜ住宅に上がり込んだのか記憶にない」と話しているということで警察で詳しく調べています。
アメリカ海兵隊は今月10日、沖縄県北谷町で隊員が女子中学生に乱暴したとして逮捕された事件を受けて、すべての隊員を対象に再発防止のための教育を行って綱紀粛正を図るとしていました。
しかし、その後も沖縄では、17日の朝、沖縄市で22歳の海兵隊員が酒を飲んで車を運転し逮捕されており、度重なる不祥事に地元の反発がさらに強まっています。