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医師不足対策を教育や医療の側面から進めようと、石井知事は18日、県内の病院に加えて、高校や大学の関係者も交えた初めての懇談会を開きました。
懇談会に参加したのは、県内の公立病院や富山大学の医学部、県立高校など、医師の養成や研修受け入れに関わる機関の代表です。
平成16年に導入された新しい臨床研修医制度では、若手医師が研修先を自由に選べるようになったために都市部に医師が集中し、県内の病院では研修医の募集定員に対する今年の内定率は42.7%と全国で2番目に低くなっています。
出席者からは研修医を受け入れる病院の労働環境の悪さなどが指摘されたほか、「合同セミナーを開いたり、ダイレクトメールを出すなどして県内の医療機関にも実力のある医師や魅力あるプログラムが存在することを積極的にPRすべきだ」といった意見が出ました。
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