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2008.02.18
原一男の目線と子供たちと対話と
日曜日の夜に、ぽかっと時間が空き、録画しておいて見ようと思っていたNHKの番組を見ていた。
リンク: 番組ホームページ -課外授業~ようこそ先輩~-.
「お母さんのことを知るってことは、自分のことについて知ることだ。」
うちのHDレコーダーは容量がそれほどないので、録画しても見ない場合はあっさり削除されていきます。この番組も何度も消してもいいかなと思った番組。でも、残しておいてよかった。とても、感動的な番組でした。
番組の中で、もっとも重要と思われるパートで原一男は自分の人生に起きたことを振り返りつつ、自分の中の「人間として欠落している部分」について語り出します。
そこで原一男さん自身が、自分の親や親としての自分、息子さんのことについて話す内容そのものには、なんということもできません。あまりにもプライベートなことだからです。
でも、そういった内容のことを他人に向かって、自分の中での整理されたものや未整理な部分を含めて、話すということの大事さというのが伝わってきました。
そう、今目の前に話すべき相手がいなくても、内容の如何に関わらず、話した方がいいことというのはあるんですね。
ブログでこの番組の感想がないわけないなと思って、検索してみました。やはり、いっぱいありました。
リンク: ホトケ様のよう: 課外授業〜ようこそ先輩 原一男.
しかし真摯な彼の姿勢が子供に届いて、皆夢中に課題に取り組んでいましたし、子供がきちんと向き合って尋ねたため、母親たちも(出産時のことなど)これまで改めて話したことのない貴重な話をカメラに向かってしていました。
リンク: Cachorro Quente 課外授業・ようこそ先生-原一男.
原一男が担当したクラスには母親のいない子はいなかった。 父親がいない子が一人いて、その子と原一男のやりとりは面白かった。その子のお母さんのビデオも、なんだかすごく感動した。
【訂正】
コメント欄にある通りのやり取りがありましたので、該当のリンクと引用を削除させていただきました。
それにしても、原一男の目はもう60歳も超えようというのに、20年前にはじめて(もちろんテレビでだけど)ときとちっとも変わっていませんでした。ホント、すごい。
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投稿:by いしたにまさき 2008 02 18 02:30 AM [映画・テレビ] | 固定リンク
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コメント
はじめまして。
「分け入つても分け入つても本の山」のYonda?です。
身勝手なお願いで申し訳ありませんが、
リンクと引用を削除してはいただけませんでしょうか。
その際、このコメントの削除もお願いします。
> 番組の中で、もっとも重要と思われるパートで
> 原一男は自分の人生に起きたことを振り返りつつ、
> 自分の中の「人間として欠落している部分」
> について語り出します。
> そこで原一男さん自身が、
> 自分の親や親としての自分、
> 息子さんのことについて話す内容そのものには、
> なんということもできません。
> あまりにもプライベートなことだからです。
原一男さんのプライベートを尊重する貴殿が、
どうしてわたしのプライベートなことを書いた記事を
無断で引用するのか理解に苦しみます。
双方、思い違いがあるのかもしれません。
失礼なお願いをして申し訳ありません。
なにかお考えがございましたらメールをいただけるとうれしいです。
よろしくお願い申し上げます。
投稿者: Yonda? (Feb 18, 2008 8:26:00 AM)
Yonda?さま。残念ながら、インターネットに対する認識が完全に間違っています。
「ブログに書く」ということは、それを読める人に対してパブリッシュするということです。そしてパブリッシュされたものに対して引用するのは、引用する側の正当な権利です。なおかつリンクまで貼って引用元を明らかにしているのだから、何も問題ありません。
ただ、確かにYonda?さまのように「無断で引用されたくない」と考える方もいらっしゃって、そういう方に全く救済手段がないのもかわいそうです。そういう方のために「クリエイティブ・コモンズ」という、自分がパブリッシュしたものに対して「どこまでを許すか」を明示する仕組みがありますので、それを活用してみてはいかがでしょうか?
あるいは、「特定の人しか見れない」たとえばmixi日記などを使ってはいかがでしょうか? いずれにしろ、ブログに書いておきながら「引用するな」はあまりにも失礼です。
投稿者: 柳杏 (Feb 18, 2008 1:11:43 PM)
なるほど、気分を害されたようですので、リンクと引用に関しては削除させていただきます。
ただ、ブログというのは引用をしていくことで、最初に投稿された話が連なっていくことで文化を育ててきた背景があります。
また、一方通行になってもいけませんので、私が送ったトラックバックも削除していただければ、幸いです。
よろしくお願いします。
投稿者: いしたにまさき (Feb 18, 2008 2:01:16 PM)
柳杏さん、丁寧なご教示、ありがとうございます。
ほんとうにおっしゃるとおりだと思います。
ネット社会のことを知らないわたしには、とても勉強になりました。
ケンカをしたいわけでは決してありません。
貴重なご意見をうかがえて有益だったと感謝しております。
ありがとうございます。
わたしは権利のことを申し上げているのではありません。
権利でいえば、削除する必要はないのは存じ上げています。
ただ、いしたにまさきさんにお願いをしているのです。
できましたら削除していただけませんか、とお願いをしています。
いやだ、権利だ、とご主張なさるのなら、あきらめます。
それで終わりの話なのです。
なにも難しいことではありません。
ケンカなどしたくはないのです。
おかしな具体例を用います。
太郎が風邪を引いていたとします。かなり重い風邪です。
にもかかわらず太郎は電車に乗った。空いている座席はない。
そのうち病状が悪化してふらふらしてきた。
まえに健康そうな若者が座っている。
「ごめんなさい。座らせてくれませんか?」
太郎は懇願する。
このとき座っている若者が席を譲るかどうかは若者の自由です。
若者は座っている権利があります。
わたしのお願いはこの太郎のようなものです。
まえのコメントは書きかたが悪かったかもしれません。
懇願しているに過ぎないのです。
座らせろ、とも、どけ、とも言っていません。
座席が空かなかったらあきらめてぶっ倒れます。
お願いしているだけなのです。
「いやだ」と断わられたらあきらめます。
社会は厳しい、世知辛い世の中だとなみだをのみます。
こういう話なのです。
> いずれにしろ、ブログに書いておきながら「引用するな」はあまりにも失礼です。
いしたにまさきさん、柳杏さん、失礼をいたしました。
ここに謝罪をします。ごめんなさい。
投稿者: Yonda? (Feb 18, 2008 2:11:56 PM)
書いている最中にいしたにまさきさんからお返事をいただいたようです。
気がつかなくて申し訳ありません。
> リンクと引用に関しては削除させていただきます。
ご厚意、感謝します。ありがとうございました。
> 私が送ったトラックバックも削除していただければ、幸いです。
かしこまりました。
投稿者: Yonda? (Feb 18, 2008 2:20:15 PM)