08/02/17UP

テレビ出演コメント集

放送開始前の「WAKE UP」スタジオ風景
2008年1月〜最新分
放送日 放送局・番組名等
08年02月16日 YTV「WAKE UP・ぷらす」

◆米兵の少女暴行について
 犯罪を起こした米兵が悪いのはそのとおりで、防犯カメラを設するなどの再発防止策が検討されていますが、あえて批判を覚悟で申し上げますが、子どもたちに知らない人から声をかけられてもついていかないという家庭内教育をしっかりしていかないと、子どもたちを守れないと思います。

◆霞ヶ関埋蔵金について
 私が市長に就任してから、過去の借金を全て洗い出し、バランスシートをつくりました。
 横浜市は財政調整基金というのが240億円あります。これは経済事情が悪く財源が不足する場合や災害などの予期しない支出に備えた積立金です。財政法で、決算余剰金の半分を積み立てなさいということになっているので、横浜市では決算は黒字ですから毎年積み立てが増えています。それを取り崩して有効活用もしています。

◆橋下大阪府知事と
 情報を把握して公開していく、精査していくのが最初の仕事になると思います。
 私が横浜市長に就任したとき、借金の総額は大阪府と同じ5兆円ありました。しかし、徹底的に精査させたところ更に1兆3000万円でてきました。
 ありとあらゆるものの「見直し」を提言して、議論して決めていけばいいと思います。
 大阪府では、これからの財政の収入や返済額を計算して、中期計画を立てたことがないのではないでしょうか。その中期計画の中で単年度の予算をどうしていくのか府民と共有していくことがいいと思います。

08年01月27日 CX「報道2001」

武田邦彦中部大学教授、中川雅治参議院議員とリサイクル問題について論争

PETボトルリサイクルについて
PETボトルはリサイクルされずに燃やされているというのが、全国一律の問題であるように見えますけど、そうではないんです。釜石市はPETを大量に品質良く集めて送り出すことができないから燃やすほうが効率的だということです。
横浜市では大量に品質良く分別されて、シートや繊維になっています。分別に24億円のコストがかかっていますが、売上げは20億円になります。さらに、ごみは38%削減され、7つの焼却炉のうちの2つをなくすことができ、ランニングコストだけで年間30億円の節約、改修費1100億円を削減することができたのです。

さきほど、中国へ輸出されていることが紹介されましたが、リサイクル産業を育てていくことが日本にとって必要で、横浜市では12,000トンのPETボトルは国内業者に売り渡すというルールを決めています。PETボトルのリサイクルで一番いいのはPET樹脂になることですが、しかしPET樹脂にならなくても繊維になったりしているので、横浜の市民のみなさんには安心していただきたい。
ただし、ここで重要なことは、日本のPETボトルの1回使って終わりのリサイクルですね。ヨーロッパでは何回か使うリユースをしています。何回も何回も使うのです。日本のPETボトルのリサイクルも進化させていかないと、せっかく市民が分けたのに1回使って終わりというのは考え直さないといけないですね。

ビール瓶はデポジットになっていますね。子どものときビール瓶を集めて酒屋さんに持っていくと5円もらえたわけですが、今でも5円という金額だとしたら、そこが問題で、それだったら捨ててしまってもいいと思ったり、缶にしようということになったりします。
PETボトルもデポジットをのせて10回でも20回でも使えるものにすれば、ヨーロッパのように経済的合理性は働くようになると思います。

武田先生がおっしゃったとおり、容器包装リサイクル法の問題があります。
横浜市では国内業者という条件をつけて売り渡しています。12,000トンのうち9,000トンは国内業者ですが、残りの3,000トンは委託指定業者に渡しています。この委託指定業者というのが、武田先生が指摘していている、おおかたの自治体が引き渡している先で、何に使っているのか分からないのです。だから横浜市では自前で9,000トンを責任の持てる国内業者に引き渡して、アフターフォローもできるようにしたのです。
法律を変えないと、せっかく市民に分けてもらったのに何に使われたのか分からないことがまかり通ってしまう。横浜くらい大都市になれば自前でやろうと思えばなんとかやりますよ。

古紙リサイクルについて
武田先生がおっしゃった統制経済と自由経済というのはキーワードだと思います。
木材・パルプを買ってくるのは自由経済で、再生紙を購入しなさいというグリーン購入法は統制経済です。この二つが混ざっていることが仕組みを複雑にしていますね。
しかし、逆に言うなら、再生しなくていいですよと言うと、木材を輸出しているオーストラリアでは森林破壊につながってしまう、リサイクル材よりもバージン材のほうが安いとなれば再生品は使われなくなる、ごみになってしまう、海外に輸出されるようになるということが起きてしまいます。
武田先生はリサイクルしないほうがいいとおっしゃいますが、私はリサイクルしたほうがいいと思っています。自由経済と統制経済が入り組んでいる仕組みの中で、武田先生のようなひとつの極端な論もありえますけれど、基本的にはリサイクルは有効だと思います。

08年01月19日 YTV「WAKE UP・ぷらす」

道路暫定税率について
 都市では渋滞緩和や環境対策があるし、地方では生活道路として必要ですから深刻な問題ではあるでしょう。しかし、暫定を繰り返しやることはどうなのかと、しっかり議論することは大切です。

自動車環境技術について
 環境技術こそ、日本の生きる道だと思います。次の時代に何が必要かを示していかなければいけません。トヨタはプリウスの研究開発を10年前からやっていて、いまアメリカで売れるようになりました。燃料電池自動車というのもありますが、いまはまだ値段が高すぎて実用化されませんが、次の時代をにらんで戦略的に設備投資、技術開発をすれば株も上がるようになるのではないでしょうか。

鯨問題について
 日本国民の皆さん、この問題は鯨だけの問題で終わらず、国際社会で主張が通らなければ、日本の海洋資源そのもの、魚を食べる文化そのものが阻害されることになるのです。
 シーシェパードによる暴力、あれは環境テロなんですよ。あれはエセ環境団体なのです。捕鯨問題をセンセーショナルに映し出すことで金集めをやっている団体なのです。そいうことがオーストラリア、アメリカ、ニュージーランドにきっちと伝わっていない。メディアも一緒になって煽り立てている。
 ノルウェーも日本も捕鯨国なのに日本しか攻撃されません。これは人種差別なのです。
 私たちがオーストラリアやニュージーランドのワインを喜んで飲んでいる場合ではないということをよく考えなければいけません。

2007年9月〜2007年12月分
2007年5月〜2007年8月分
2006年9月〜2007年4月分

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