解凍されたファイルの中からSENDTOX.INF(Send To Extensions PowerToyツールのINFファイル)を見つけ、右クリックしてポップアップ・メニューから[インストール]を選ぶ。すると、説明メッセージが表示されるので、内容を確認後、ダイアログ・ボックスを閉じるとインストールが完了する。解凍されたファイルはもう必要ないので、すべて削除してかまわない。
Clipboard as Nameツールのインストール
ダウンロードしたファイルを実行するといくつかのファイルが解凍される。この中からSENTODX.INF(Send To Extensions PowerToyツール)をインストールする。
ファイルSENDTOX.INFを右クリックする。
[インストール]をクリックする。
Clipboard as Nameツールの使用方法
Clipboard as Nameツールの使い方は簡単である。フルパス名を取得したいファイル(やフォルダ)を選択し、右クリックして表示されるポップアップ・メニューの[送る]を選択する。すると、ドロップダウン・リストのメニューに[Any Folder]や[Command Line]などの項目が増えていることが分かる。その中から[Clipboard as Name]を選ぶと、そのファイルのフルパス名がクリップボードにコピーされるので、後は通常の貼り付け操作を行えばよい。複数のファイル/フォルダを対象にして実行すると、複数のフルパス名が同時に得られる(結果は複数行のテキストになる)。
フルパス名をクリップボードにコピーする
次の手順で操作するとWordの文書などにファイルのフルパス名をコピー&ペーストすることができる。
ファイルやフォルダ(1つでもよいし複数でもよい)を選択して右クリックする。
ポップアップ・メニューの[送る]を選ぶ。
[Clipboard as Name]を選ぶと、ファイルやフォルダのフルパス名がクリップボードにコピーされる。[Ctrl]キーを押しながら選べば、8.3形式の短い形式のフルパス名がコピーされる。
[Clipboard as Name]を選ぶときに、[Ctrl]キーを押しながら選ぶと、8.3形式の短い形式でコピーされる。例えば、次のようになる。
単に[Clipboard as Name]を選んだ場合の結果
C:\Documents and Settings\Administrator\FAX送付状_1.doc
[Ctrl]キーを押しながら[Clipboard as Name]を選んだ場合の結果
C:\DOCUME~1\ADMINI~1\FAX送~1.DOC
Send To Extensions PowerToyツールのカスタマイズ
[送る]を選択したときに表示される追加メニュー項目のうち、[Clipboard as Name]以外が不要であれば、次の手順でカスタマイズすることができる。まず[コントロール パネル]の[プログラムの追加と削除]で[Send To Extensions PowerToy]を選び、[変更と削除]ボタンをクリックする。そして表示されたダイアログで、不要な項目のチェックを外せばよい。
不要なツールを削除する
Send To Extensions PowerToyツールをインストールすると、[Clipboard as Name]以外にもいくつかのツールが追加される。デフォルトではこれらすべての項目が[送る]メニューに表示される。必要なければ[プログラムの追加と削除]で[Send To Extensions PowerToy]を選び、[変更と削除]をクリックする。このダイアログから[Clipboard as Name]以外のチェック・ボックスを外せばよい。
不要な項目のチェック・ボックスをオフにする。
[OK]ボタンを押す。
Power Toys Set「Send To Extensions」ツールのインストールによって発生する不具合原因と対処方法について
■現象
Power Toys Set「Send To Extensions」をインストールすると、エクスプローラでファイル/フォルダ・アイコンを右クリックして表示されるプロパティ・メニューの[送る]−[デスクトップ(ショートカットを作成)]が正しく機能しなくなる。