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2008.02.08

大友康平裁判(6) 3000 万円を用意してもメンバーを納得させられなかった?大友の“ 独立”

HOUND DOGの大友康平の”ウラ営業”と、独立によるコンサート・ツアー中止の損害賠償請求の口頭弁論が行われたのは4日、当日は証人尋問でマザー・エンタープライズの前社長・福田信氏が出廷した。
福田氏によると、大友康平の独立に対してメンバーは冷ややかだったと証言した。また、福田氏は独立に悩む大友から「相談」ということで3月10、14、21日の3回、会ったことを明らかにした。福田氏から「お荷物」と言われたことで憤慨した割には、やはり、最後は福田氏に頼るしかなかったということなのか!? 
大友は冷ややかだったメンバーに対して、05年4月11日のNHK「ポップジャム」収録日までに回答を出すことを求めていたが、その時もメンバーの回答は「ノー」だったという。
「メンバー同士の話し合いも不調だったようだ。メンバー間の人間関係も難しい状況にあった。大友もメンバーと、じっくり話し合う機会が欲しかった」
ただ、大友は、メンバーに対して、ある条件を明示していた。
それは、マザーがメンバーに保証していた月々50万円を大友が1年間支払うことを約束したのだ。この大友の男気に福田氏は
「月々50万円を5人に支払ったら毎月250万円、1年間で3000万円にもなる。正直言って驚いた」

と振り返った。
それでも、納得は得られなかった。その時の大友の心情について、福田氏は
「メンバーのために、総額で3000万円もの大金を用意すると言っているにも拘らずメンバーを納得させることが出来なかったわけだから、ショックは大きかったと思う」
何故、納得させられなかったのか? それは福田氏の証言として「大友康平裁判(4)」でも書いたが
「基本的には、HOUND DOGは大友の下で活動できればいいと思っていたがメンバーは、(大友が)何で辞めたいのか、新しく事務所を始めた場合、営業力や宣伝力がどの程度あるのか、あるいは経営は誰がやるのか、その全てに疑問を抱いていた」
という部分に結びつく。
やはり、大友の独立の理由に問題があったのだろうか!?
また、25周年のコンサートに関しては、大友より桂子夫人との話し合いが多かったことも福田氏は証言している。
「細部に渡っての話し合いは比較的、桂子夫人と会って話すことが多かった。おそらく、大友のソロ活動に関しても彼女が決めていたんじゃないか」
とした。
一方、福田氏に続いて、大友の所属事務所「イエホック」の楠山寸賀子社長が証人尋問で出廷した。楠山社長は、マネジャーの時は「坂田寸賀子」と名乗り、社長の時は「楠山寸賀子」と名乗っている。おそらく、名前で「立場」を分けている人は、音楽業界でも他にいないのでないだろうか? しかし、この日は「マネジャーの坂田」ではなく、「社長の楠山」として証人尋問に出廷した…。

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