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大分空港〜延岡3時間、視察の菅氏「幹線道路がないのは実感」


東九州自動車道の建設現場を視察する菅代表代行(17日午後3時55分、宮崎県延岡市で)=築地孝幸撮影

 民主党の菅直人代表代行が17日、宮崎県入りし、同県の東国原英夫知事らとの道路特定財源に関する公開討論会(19日)に備え、道路事情を視察した。

 菅氏は首長との懇談などで道路特定財源の見直しを訴えたが、大分空港から延岡市の視察先まで車で約3時間もかかり「東九州に幹線道路がないというのは実感できた」という感想も漏らした。

 菅氏は、延岡市北川町の東九州自動車道の建設現場を視察後、首藤正治・延岡市長らと懇談した。

 民主党が主張する道路特定財源の暫定税率廃止などについて、首藤市長は「高速道路整備がやっと私たちの番になった。制度が変わって計画が白紙に戻ったら困る」と主張。

 これに対し、菅氏は「道路の必要性は分かるが、今は必要性を国土交通省の役人が判断している。制度を変えなければムダは省けない」と強調した。

 この後、菅氏は市内のホテルで市民との意見交換会に出席。主婦や会社社長らから「都会と同じ感覚で考えないでほしい」などという意見を聞いた。

 公開討論会を巡り、東国原知事はこれまで「場所は延岡市や高千穂町にして、菅さんは車で来ればいい」などと発言していた。意見交換会後、菅氏は「これだけ(移動に)時間がかかる所は全国でも少ない」などと話した。18日も同県内の道路事情を視察する。

 討論会は東京都内で開かれ、全国知事会長の麻生渡・福岡県知事も出席する。



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