社会
舛添厚労相から激励メール 丹波・小児科を守る会HP
舛添厚労相や全国の医師から激励メールが寄せられているホームページ=丹波市内 |
受診のあり方を見直し、医師の負担軽減に取り組む丹波市の「県立柏原病院の小児科を守る会」のホームページ(HP)に舛添要一厚生労働相から激励メールが届いた。舛添厚労相は国会答弁でも患者サイドから地域医療を守る同会の活動に触れており、注目が高まっている。
同会は昨年四月、子育て中の母親らが結成。県に医師増員を求める署名活動を通じ「コンビニ感覚での病院受診を控えませんか」というメッセージを発信した。
診察時間外の小児患者の多くが軽症であるため、症状を見極める母親を増やそうと、医師の監修を受け、重症度を測るチャートを作り配布するなど医師の負担軽減を目指している。
こうした活動は全国的に珍しく、医師らは高く評価。同病院では小児救急の軽症患者が減り、地域の診療所との役割分担が浸透しつつある。
先月末に開設したHPには、全国の医師約二十人から「貴会の存在が貴重」「またがんばろうという気持ちを起こさせる」などのメールが寄せられた。
メンバーを驚かせたのは、舛添厚労相からのメール。「これこそが地域医療の崩壊を食い止める住民からの大きな運動だと尊敬申し上げます」と活動をたたえ「運動が各地に広がるように私もがんばります」と激励した。丹生(たんじょう)裕子代表は「医師の励みにもなっていることがうれしい。いろんな方々からの応援が、活動の糧になる」と喜んでいる。(小林良多)
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