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この男の子はマシュー・リッスラー君。幼稚園で911番の緊急通報の仕方を習ったばかりで、それを実践したのだ。
母親のサンディー・リッスラーさんは9日夜、ポテトチップに具を乗せてナチョス風にして食べていた。途中、くしゃみをし、その拍子に、チップスがのどに詰まってしまったのだ。
「マシューが階下におりてきました。『ママ? ママ? 大丈夫?』と聞くあの子に、私は頭を振って、大丈夫じゃないと伝えました。『助けを呼ぶ?』と聞くので、今度は頭を振って、イエスと伝えました。そして携帯電話を渡すと『911番?』というので、もう一度、うなずきました」
午後8時22分、マシュー君は911番通報。ドアを開けて警官2人を家の中に入れ、母親のところに連れて行った。警官の1人が、腹部を圧迫して胸腔内圧を高め異物を排出させる『ハイムリック法』をサンディーさんに施し、詰まったチップスを吐き出させた。
[日本語訳:ラプター]