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生活

助産師外来を開設 産科医不在で道内初 羽幌病院 26日から(02/18 07:33)

 【羽幌】昨年九月から産科の常勤医が不在になっている留萌管内羽幌町の道立羽幌病院(奥雅志院長)は二十六日から、助産師外来を開設する。留萌市立病院の産科医の支援で妊婦健診の一部を行い、妊婦の負担軽減や産科医不足対策として期待される。産科医がいない病院での助産師外来は道内初。

 羽幌病院の産科は昨年九月から派遣医による週一回の診療になり、妊婦健診もできなくなった。留萌管内で出産できるのは留萌市立病院だけで、同管内中部の羽幌、苫前、初山別三町村の妊婦の半数以上は、出産まで十数回の健診の都度、留萌へ足を運んでいるのが現状だ。このため、留萌市立病院や、同病院に医師を派遣する札幌医大などの協力で、助産師外来を設けることになった。

 留萌市立病院で初診を受け、医師の許可を受けた妊婦が対象。毎週火曜の午前中、状態が比較的安定している妊娠十六、二十四、二十八、三十二週目の妊婦の健診を助産師二人が行う。留萌市立病院から送られたデータを基に腹囲や子宮底の計測、胎児の心拍の確認などをし、診断や投薬はできないが、「一人に三十分程度の時間をかけ、じっくり対応できる」(羽幌病院)。健診結果は留萌市立病院に報告され、出産全般の責任は同病院の医師が負う。

 道子ども未来推進局によると、道内では六病院に助産師外来があるが、医師のいない病院では道内で初めて。道は、新年度から十年間の北海道医療計画の素案の中で、道内二十四医療機関に助産師外来を開設し、産科医不在でも妊婦の負担軽減を図っていく考えを示している。

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