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世界市場のサブプライム関連損失は3か月で7兆円超、バンカメ報告書

  • 2008年02月15日 16:47 発信地:ニューヨーク/米国
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2008年2月14日、米ミシガン(Michigan)州デトロイト(Detroit)で、不動産会社の看板が立ち並ぶ区画。(c)AFP/Getty Images/Bill Pugliano

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【2月15日 AFP】米銀行大手バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)は14日、米サブプライム(信用度の低い個人向け)住宅ローンを発端にした住宅市場の低迷で全世界の株式市場が被った損失額は、2007年10月以降で7兆7000億ドル(約830兆円)に上るとの報告書を発表した。

 同銀の首席マーケット・ストラテジスト、ジョセフ・クインラン(Joseph Quinlan)氏は「経済史上最もたちの悪い金融危機の1つ」と形容。報告書のなかで、1987年の株価大暴落「ブラックマンデー」、1999年のブラジル通貨危機、1998年の投資会社ロング・ターム・キャピタル・マネジメント(Long Term Capital ManagementLTCM)の破たんなど、過去数十年の危機の中でも最大のものと位置づけた。

 アナリスト分析では、世界の株式時価総額はサブプライム問題の影響で、10月下旬のピーク時から3か月で14.7%下落している。LTCMの破たん時は3か月で13.2%、ブラックマンデーの時は9.8%の下落だった。(c)AFP

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