千葉県警捜査2課は15日、偽造通貨行使の疑いで、千葉市に住む主婦・佐々浦悦子容疑者(35)を逮捕した。
「(偽札は)カラーコピーで作った。」
偽札による被害が各地で相次ぐなか、今度は家庭の主婦が自ら5000円札を偽造したとして逮捕された。
通貨偽造は、組織ぐるみでの犯行が多いが、この主婦はひとりでカラーコピーによって偽札を作ったという。
調べによると逮捕された佐々浦容疑者は、昨年11月3日の深夜、千葉県内のリサイクルショップで偽5000円札を使おうとした疑いがもたれている。
しかし、店員に偽札であることを見破られたと思い込み、商品を店に置いたまま逃走した。その後、防犯ビデオの映像から同容疑者が浮かび上がったという。
佐々浦容疑者は容疑を認めている。
カラーコピー機で偽札作りとはあまりにも稚拙といえば稚拙。おそらく誰の目にも明らかにそれと分かる
「出来ばえ」だったのだろう。
「組織的ではない」、「ただの出来心」ではすまされない。5000円のために主婦がこれから払うことになる代償はあまりにも大きい。
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