PTA連合会

* PTA連合会の行事等の日程は 『研修会議等の日程』 をご覧下さい。

平成19年11月9日
第16回 東京都私立幼稚園PTA連合会大会
第8回 全日私幼P連東京地区協議会大会
が行われ、次の宣言と決議がおこなわれました。

 

宣  言

私たち私立幼稚園PTA連合会は、日本の未来を担う子どもたちの健やかな成長を願い、父母としての研修に励み、東京都私立幼稚園連合会と連携を深め、力を合わせて幼児教育の充実、保護者負担の軽減、私立幼稚園の振興のため一層の努力をする決意を新たにするものです。

本大会の参加者の総意として、ここに宣言するとともに、次のことを決議いたします。

決  議

  1. 私たちは、子どもたちが豊かな心を培い、心身ともに健やかに成長発達することを願い、自ら研修に励むとともに、望ましい環境の中でゆとりのある幼児教育が行われることを望みます。
  2. 私たちは、幼児教育が一層充実されるため、保護者の負担の軽減と、私立幼稚園の経営の健全化のため、有効かつ効果的な補助制度の実現を望みます。
  3. 地域社会の中で、私立幼稚園が教育センター的役割を十分に果たし、地域社会が責任を持って子育て支援のできる環境の整備を望みます。

内  容

■11月9日、私学会館に比留間敏夫東京都議会議長をはじめ、自民・民主・公明の都議会各党代表の先生方並びに東京都生活文化スポーツ局・小濱哲二私学部長をお迎えして表記大会が開催されました。当日は全都から800人余のお母さんが参加し、式典のあとは、日本大学大学院教授・森昭雄先生の講演をお聞きし、公演ではフィガロ音楽企画の女性3人の美しい歌声に魅せられ、統くジャングル・グルルの「交通安全・防犯イベント」と題した演芸を楽しみました。 ■はじめに主催者を代表して都私幼P連・月本喜久会長(鳩の森八幡幼稚園・渋谷区)から、私幼の教育向上、保護者の負担軽減、園の経営基盤への手厚い補助に対する感謝のことばを述べた上で、20年度予算においても有効かつ効果的な補助の継続を要望。都の財政状況は承知しているが、家計不安を抱く若い保護者たちのためにも、私たちの要望実現にご理解・ご尽力を賜りたいと訴えました。また、お母さんたちには、2016年のオリンピツク東京招致への署名運動の協力を呼びかけました。  続いて、都私幼連・亀井宗淳副会長は、「都私幼連は子どもたちのより良い成長を願い、物質的にも精神的にも良い環境が保証できるよう創意工夫をしている団体です。都議会議長様はじめ都議会の先生方、並びに私学部はじめ行政当局の皆様にはこうした私たちの願いをご理解いただき、絶大なご指導・ご援助を賜っておりますことに先ずお礼申し上げます。平成20年度予算においても局要求では、経常費補助の増額。教育振興事業費補助も、第二次財政再建プランによる経過措置の緩和も継続。新規にAEDの設置への補助や緑化モデル事業なども盛り込んでいただいたと伺っています。また、保護者負担軽減事業費補 助はもとより、耐震工事の補助、認定こども園についても規模増の要求をしていただいているとのこと、誠に有り難く思っております。これらの要求が実現できますよう、都議会の先生方並びに私学部をはじめ行政ご当局の更なるお力添えを心よりお願い申し上げます」と挨拶しました。  代わって、比留間都議会議長から「近年、家族間や地域への連帯感が薄れ、保護者の子育てに対する不安が増大しています。加えて、保護者の費用負担の増加もそれに拍車をかけています。都議会ではこうした状況を踏まえ、先の定例委員会で私学振興に関する意見書を全会一致で可決し、平成20年度予算編成に向け、国会並びに政府に対して保護者負担軽減と助成拡大の要請を行ったところです。もとより、都議会も子どもたちが健全に成長していくよう全力を尽くしてまいります」と、心強い言葉をいただきました。  続く都議会自民党の吉野幹事長からは、「都は予算編成の真っ最中。皆さんの思いをそのまま反映させるべく力を尽くします。万が一、査定の過程で不足部分が生じた場合は、必ず復活への努力を致します」と、決意を披露してくださいました。また、各党代表の先生方からも誠意のあるお言葉がありました。  小濱私学部長からも「ご要望のありました各補助については誠意を持って受け止め、全力を尽くします」とのお言葉をいただきました。  そして「宣言・決意」は大拍手で採択され、式典を終了しました。 ◆◆  小憩のあと、森昭雄先生(日本大学大学院教授・医学博士)の「ゲーム依存と子どもの脳力低下」という講演。パソコンのオンラインゲーム、テレビ、ケータイ電話などでのゲームに費やす時間が増加。例えば4歳児の30%がゲームで遊び、20%が一日に3時間以上テレビを見ている(厚労省の2006年11月の調査)。その弊害や脳力低下への関係について、データなどを示しながら話されました。  公演、フイガロ音楽企画では3人の女性(江原さん・ソプラノ/川田さん・ソプラノ/村上さん・ピアノ)による「音楽で感じよう!いろんなキモチ」という演題で、素晴らしい歌声とピアノを楽しみ、続くBIC「ジヤングル・グルルの交通安全・防犯イベント」という公演では、久保田武蔵さん(運動のお兄さん)の激しい動きと愉快なトークで笑わせながらの演技を見せてくれました。 −都私幼連だより12月号 編集局−

1部 式典: 来賓多数の中 『宣言』 と 『決議』 が採択されました。 2部 講演会: 午前、午後にわたりそれぞれの講師による講演会が開かれました。
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