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医療問題勉強会:市民の立場で提言 「救急」「高齢者」テーマ--きょう姫路 /兵庫

 姫路市で昨年12月に急病の男性が救急搬送受け入れを断られ死亡した問題を受け、医療崩壊の現状を知り、市民の立場から提言していこうと、勉強会「ストップ・ザ・医療崩壊」が17日、姫路市総社本町の市民会館で催される。

 勉強会は、市民グループ「入院患者と障がい者に笑顔とコンサートを贈る市民の会」が市民や医師らとともに医療問題に取り組もうと企画した。

 今回は救急医療と高齢者医療をテーマに、姫路医療センターの嶋崎明美医師や中谷病院の中谷裕司院長らが、医師不足や財政難にあえぐ救急現場、4月から始まる75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度がもたらす影響などについて解説する。勉強会は今後も定期的に開き、国などへの提言をまとめていくという。

 グループ代表の小嶋隆義さんは「医療崩壊を食い止めるためには、市民が現状を理解し行動していくことが必要」として参加を呼び掛けている。

 午後2時~同5時。参加無料。問い合わせは小嶋さん(090・3058・7017)へ。【馬渕晶子】

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2008年2月17日

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