2008年 2月 16日
瀬戸大橋線 信号トラブルでダイヤに乱れ
16日朝、JR瀬戸大橋線で信号トラブルが発生し、上下線が一時運転を見合わせるなどダイヤが大幅に乱れました。信号トラブルがあったのはJR瀬戸大橋線の瀬戸大橋の与島付近で、16日午前7時半ごろ、信号が赤のまま、変わらなくなりました。この影響で瀬戸大橋線は児島と宇多津・坂出間で快速マリンライナーなど上下33本が運休し、最大で2時間20分の遅れが出るなど、ダイヤが大幅に乱れました。正午前に信号トラブルは復旧し、午後には平常ダイヤに戻りました。JRによりますと四国と岡山の管内合わせてのべ約1万4000人に影響が出たということです。トラブルは信号ケーブルが断線したためで、JRが原因を調べています。

バス停で女子高校生に刃物突きつけ財布奪う
15日夜、岡山市でバス停にいた女子高校生が男に刃物を突きつけられ、財布の入った紙袋を奪われる強盗事件がありました。警察が逃げた男の行方を追っています。15日午後11時ごろ岡山市築港栄町のバス停でベンチに座っていた玉野市の16歳の女子高校生に男が後ろから小型ナイフのような刃物をほおに突きつけ、「金を出せ」と脅しました。男は高校生から財布の入った紙袋を奪い、南に走って逃げました。財布には現金1万円くらいが入っていました。また、高校生は手の甲に全治5日の切り傷を負いました。警察の調べによりますと逃げた男は身長160センチくらいで紺のパーカーを着て、ベージュのズボンを履いていたということです。高校生はアルバイトを終えて帰宅するため、バスを待っていました。

園児が英語力など披露 幼稚園の生活発表会
幼稚園の園児が日ごろ練習している英語の力などを披露する生活発表会が16日、岡山市で開かれました。この生活発表会は岡山市の朝日塾幼稚園が開いたもので、園児約250人が、合奏、踊り、劇など14の演目を披露しました。中でも目を引いたのが英語の音読で、昔話「桃太郎」の英訳を1カ月以上かけて暗記しました。朝日塾幼稚園では国際社会で通用する人材を育てようと、28年前の創立以来、英語の指導を行っています。園児の一生懸命な姿に訪れた保護者などから盛んな拍手が送られていました。

岡山商科大アジアビジネス専攻で留学修了式
岡山市の岡山商科大学に今年度設けられたアジアビジネス専攻の一期生が10ヵ月の中国留学を終え、16日、修了式が行われました。修了式では1期生として去年4月から10カ月間、中国の大連に留学していた学生9人に留学修了証書が手渡されました。そして、学生を代表して、津田雅通さんが「世界各地から集まる留学生との交流から幅広い視野を養うことができました」と留学での成果を報告しました。留学した学生たちは現地の大学で中国語や英語を学んだ他、商社など中国に進出している日本企業でインターンシップも体験しました。今後も卒業までの間、定期的に中国に留学し、更に国際感覚を養うということです。

障害持つ子供たちの就職支援でシンポジウム
障害を持つ子供たちの就職支援を考えるシンポジウムが16日、岡山県美咲町で開かれましたこのシンポジウムは岡山県久米南町の県立誕生寺養護学校のPTAが開いたもので、地域の会社経営者など約250人が出席しました。16歳から18歳までの養護学校の生徒たちが就職への思いを発表した後、生徒たちが実習を受けている会社の経営者が前向きに働く生徒の様子を報告しました。津山公共職業安定所では「企業は障害者が持つ能力を正しく見極め、障害者自身も能力を磨いて就職にチャレンジして欲しい」と話しています。

鉄テーマにシンポジウム
鉄をテーマに地域活性化を考えるシンポジウムが16日、倉敷市で開かれました。このシンポジウムは岡山県備中県民局などが開いたもので、市民約400人が参加しました。地域の観光団体や製鉄業関係者など5人のパネルディスカッションでは、備中地域には鉄を作っていた遺跡が約30ヵ所あり、製鉄炉も100基以上発掘されるなど、古代から全国有数の鉄生産地だったことが紹介されました。また、これらの遺産は産業観光に活用できるとした意見も出されていました。