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【長野】

エイズ予防の知識広めよう 松本でメッセンジャー養成講座

2008年2月17日

 県松本保健所(松本市)は、エイズウイルス(HIV)や性感染症に関する正しい知識や予防の大切さを伝える「エイズ予防ピアメッセンジャー」の養成講座を、二十九日と三月七日の二日間、同市の県松本合同庁舎で開く。同保健所が独自に創設した講座で、三十代以上の男女を対象に受講生を募集している。

 同保健所によると、長野県のエイズ感染者・患者の届け出数は、人口当たりでみると全国で三番目に多い。四十代と五十代の中高年に集中しているため、同じ年代の仲間(ピア=英語のpeer)から仲間に予防の知識などを伝えてもらうのが目的だ。

 二十九日は感染経路など、エイズの正しい知識とそれを人に伝えるためのカウンセリングの基礎を学ぶ。三月七日は「大人の性をどうとらえるか」など、性全般について学習する。エイズ治療拠点病院の医師や保健師らが講師を務める。

 両日とも午後一時半から。申し込み締め切りは二十五日。定員三十人。申し込み、問い合わせは同保健所=電0263(40)1939=へ。

 

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