三原市東町の浄楽寺にホームステイ中のタイ人留学生女性3人が16日、振り袖の着付けを習い、寺近くの民家の茶室でお茶体験に臨んだ。晴れ着に袖を通し、茶室に座った3人は、緊張した面持ち。茶わんを丁寧に回し、開花間近の梅にちなむ書を選んだ掛け軸の心配りも教わった。如水館高(同市)で学ぶゲッケォ・リンサノンさん(17)とジダーパー・ダッドパンさん(16)は「いい思い出ができた」と喜んでいた。
【写真説明】小川和代さん(左端)がたてた茶を味わう、右からタイ人留学生のジダーパーさん、ゲッケオさん、アンチャリーさん
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