日本と韓国を海底トンネルで結ぼうというプロジェクト実現を目指した超党派の国会議員による議員連盟が発足することになりました。
「日韓海底トンネル推進議連」の発起人には、九州選出の国会議員を中心に、自民党の衛藤征士郎議員や民主党の鳩山幹事長ら共産党を除く各党から9人が名を連ねています。
日韓海底トンネル構想は、古くは戦前から日韓双方でたびたび取り上げられてきたもので、今回の計画では、佐賀県の唐津から韓国のプサンまで全長231キロ、韓国政府はおよそ10兆円と算出しています。
議員連盟は来月、正式に発足し、韓国側と連携しながら、まずは日韓両政府に対し、海底トンネル建設に向けた調査費を求める方針です。
議連では、韓国のイ・ミョンバク次期大統領が日韓関係の発展に意欲的なことから、「プロジェクト推進のチャンスではないか」と語っています。(15日12:48)