首都圏放送センター

2008年2月16日 19時41分更新

病院で「トリアージ」訓練


地震でけがをした多くの患者の容態を判断して治療の優先順位を決める「トリアージ」の訓練が茨城県つくば市の病院で行われました。

この訓練は地震などで多くの患者が運び込まれた際、効率的に、すばやく治療を行えるようにしようと、つくば市の筑波学園病院が初めて実施したもので、医師や看護師、それに事務職員などおよそ100人が参加しました。
訓練は震度6強の地震が発生し、近くの高速道路で大型バスが横転したという想定で行われ、患者役の20人が救急車で搬送されたり、家族に付き添われたりして次々に病院に到着しました。
病院では医師と看護師が2人1組となって患者の血圧や呼吸の状態、意識があるかどうかなどを確認し「トリアージ」と呼ばれる方法でけがの程度を軽症や重症など4段階で分類し、治療の優先順位を判断していきました。
筑波学園病院の原田繁副病院長は「きょうの訓練で、迅速で適切な治療が必要なことを改めて実感した。訓練の結果をふだんの診療でもいかしていきたい」と話していました。