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医療事故新制度 大学側は反対

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医療事故の再発を防ぐため、国は、診療中の患者が死亡した場合、その原因を医師や法律の専門家など第三者が調べる新たな機関を設けることを検討しています。これについて、全国の大学の医学部長や大学病院長でつくる委員会が、15日、東京で記者会見を行いました。この中で、委員会は今の国の試案では、第三者機関に事故を届け出た場合、医師が刑事責任を問われる可能性があるとして制度の導入に反対する考えを明らかにしました。そのうえで「医療には不測の事態がつきもので、結果だけで刑事責任を追及されるとなると、外科や産婦人科などリスクの高い診療科では医師のなり手がいなくなってしまう」と述べて国の試案を批判しました。この第三者機関について、医療事故の被害者らは、中立・公正な立場から調査を行い、そこで重大な過失がわかった場合には、医師の刑事責任が問われるべきだと主張しています。厚生労働省は、医療側、被害者側双方の意見を聞いたうえで新たな制度を作りたいとしています。
もどる2月16日 6時7分
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