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中国・毒ギョーザ 捜査進展のウラに権力争い

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 中国毒ギョーザ事件は、いよいよ核心へと迫ってきたようだ。「内部の犯行」説が中国公安当局者からも語られ、一部では天洋食品の従業員ら10人程度が、既に拘束されているという情報も駆けめぐっている。

 だが妙なのは、「事件が長引けば、中日の外交問題に発展しかねない」とか「今春の胡錦濤国家主席訪日前に解決を」などと、日本に気を使う姿が見え隠れすることだ。あれほど強気で傲慢な中国が、今になってなぜ。

 現地での取材経験が豊富で、中国事情に詳しいジャーナリストの富坂聰氏はこう言う。

「中国側は、日本に気を使っているわけではありません。自分たちの事情で早めに決着をつけたいのです。中国では3月5日から国会に相当する全人代が始まります。そのときに大幅な人事刷新がある。そんな権力争いの渦中にいる政治家の中には、ギョーザ問題が未解決では困る者も、少なからずいるのです」

 そのため月内には決着する可能性が高くなっているのだ。

 もちろん、中国側は今さら言い逃れできるとも思っていない。2月7日には日本で完全密閉のギョーザ1袋からメタミドホスが見つかり、“日本か、中国か”の問題には決着がついてしまったからだ。

「北京五輪や上海万博という世界規模のイベントを控えているのに、毒ギョーザ事件の長期化で、“中国はヤバイ”ということが欧米先進国に広まるのも困るという事情もあります」(現地ジャーナリスト)

 やっぱり日本のことなんて考えていないのだ。

【2008年2月13日掲載】



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情報提供:バイオテック