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【社会】

月内に新対策発表 待機児童ゼロ作戦で首相

2008年2月15日 12時42分

 「カンガルーム汐留」を視察する福田首相と上川少子化担当相(右)=15日午前、東京都港区(代表撮影)

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 福田康夫首相は15日午前、資生堂が子育て世代の社員のために運営している保育施設「カンガルーム汐留」(東京・東新橋)を視察後、保育所での受け入れ児童数拡大や保育サービス充実に向けた「新待機児童ゼロ作戦」の具体的計画を2月中に発表する方針を記者団に明らかにした。

 同時に「(女性を)社会全体で支えて、これからの時代に備えていかねばならない。あらためて保育所の必要性を感じた」と強調。「少子化対策としてどういうものが必要か、そのためにどういう国民的負担が必要なのかもあわせて考える必要がある」とも指摘した。

 視察では施設を利用している女性社員らと懇談し、「待機児童はいませんか」「子供を産むか、仕事を続けるか悩んでいたりするのですか」と矢継ぎ早に質問する場面も見られた。

 カンガルーム汐留は2003年に開設。資生堂社員のほか一部を近隣の企業に開放し、現在28人の子どもが利用している。

(共同)
 

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