高村正彦外相は15日の閣議後会見で、中国製冷凍ギョーザの中毒事件に関し、21日に予定されている唐家セン国務委員との会談で「個人的見解も含めて突っ込んだ話し合いになる」と述べ、真相究明に向けた日中間の協力のあり方などについて本格的に協議する意向を明らかにした。
高村外相は「唐さんとの付き合いは長い。どちらかから必ず話し合いが行われる」との見通しを示した上で、中国側が提案している日中共同調査チームについて「より強い協力をしていくことは有意義だ」と述べた。【上野央絵】
毎日新聞 2008年2月15日 13時41分