2008年02月14日 更新
元祖・ミキティ、アイドル捨てた!競作アダルト歌謡で再出発
アダルト歌謡曲「置き手紙」を競作発売する藤本美貴(左)と堀内孝雄(右)は、同曲を作曲したすぎもとまさとを挟んで笑顔を見せた
モー娘。時代
元モーニング娘。の藤本美貴(22)が5年ぶりにソロ歌手として再始動することが13日、発表された。新曲は4月23日発売のアダルト歌謡曲「置き手紙」。「吾亦紅(われもこう)」をヒットさせた歌手、すぎもとまさと(58)が作曲した。昨年5月にお笑いコンビ、品川庄司の庄司智春(32)との熱愛が発覚し、モー娘。を脱退。音楽活動を自粛していたミキティが、アイドルを脱し、アダルト歌謡路線で再起を賭ける。
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ミキティがアイドルを捨て、これまでのイメージを180度転換するアダルト歌謡路線で本格歌手をめざす。
ソロ再デビュー曲は、千昌夫の「北国の春」を手掛けたいではく氏(66)が作詞。昨年大みそかのNHK「紅白歌合戦」の初出場をきっかけに「吾亦紅」を大ヒットさせたすぎもとまさと=作曲家名・杉本眞人=が作曲。韓流ドラマ「冬のソナタ」の主題歌「最初から今まで」を作曲したユ・ヘジュン氏が編曲という豪華布陣だ。
きっかけは事務所の先輩歌手、堀内孝雄(58)だった。昨年秋、いで氏から「置き手紙」の詞をもらったすぎもとがメロディーをつけた際、「ベーやん(堀内)がシャンソン風に歌ったら面白い」と考え、堀内サイドにオファー。堀内も気に入り、新曲として歌うことになった。
時を同じくして、藤本も再起を賭ける楽曲を探していた。彼女の歌声はウエットの効いた中低音が武器。同曲のデモテープを聴いた藤本のスタッフが、その魅力を最大限に生かせる歌だと直感。彼女に勧め、堀内との競作シングルとして同日発売されることになった。
レコーディングは今月上旬。すぎもとの立ち会いのもと行われ、藤本は20代女性のひたむきな恋の切なさを歌い上げた。すぎもとは「思っていた以上に声質がよかった。彼女のこの雰囲気、なかなかいい」と絶賛。
藤本も「本当に難しい曲でしたが、すぎもとさんが『♪料理、掃除下手な私…ってところは少し笑いながら言うくらいがいいよ』と、分かりやすく指導していただきました」と振り返った。
昨年5月、モー娘。のリーダーに就任したばかりにもかかわらず、庄司との熱愛が発覚し「ケジメをつけたい」と脱退。松浦亜弥(21)とのデュオ、GAMの全国ツアーが終了した7月以降は、フットサルの試合出場以外、芸能活動を行っていなかった。
「今まで歌っていた曲とは違う感じですが、新しい藤本美貴を応援してください」と決意表明。もともとソロ歌手としてデビューしていただけに、恋愛経験を糧にニューミキティで、もうひと花咲かせる。
★庄司との熱愛続く
藤本と庄司の熱愛は、昨年5月に写真誌に岩盤浴デート現場を撮られ発覚。庄司宅に3連泊したと報じられた。当時、リーダーだったモー娘。のメンバーが10人中8人が未成年だったため影響を考慮し、脱退した。ただ、その後も交際は続けており、今月放送されたフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」で庄司が「(藤本と)結婚したい」と発言。藤本の結婚、引退説が飛び出したが、今回の再始動で結婚も引退も自ら否定した格好となった。
★中澤裕子も転向
アイドルから演歌・歌謡曲路線への転向で最も知られるのが長山洋子(40)。アイドル時代にショッキング・ブルーやバナナラマのヒット曲「ヴィーナス」を日本語でカバーし話題になったが、平成5年に「蜩」で演歌歌手として再デビュー。同年と7年から昨年まで計14回紅白歌合戦に出場した。
藤本の先輩、中澤裕子(34)はモー娘。時代にグループでポップスを歌いながら、ソロでは堀内孝雄が作曲した「カラスの女房」で演歌歌手としてデビュー。4枚目のシングル「上海の風」からポップス路線に転向した。また、島谷ひとみ(27)も演歌「大阪の女」でデビューし、その後ポップス路線に。
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◆堀内孝雄
「ピアノとストリングスを中心とした欧州的な雰囲気だったので、いつもの自分よりソフトな仕上がりになるよう心掛けました。事務所の後輩、藤本と競作するので、それぞれの持ち味をお届けできることも楽しみです」