■毒ギョーザ事件、春節(旧正月)あけにいよいよ解決か!という気分で、13日、国家品質監督検査検疫総局の会見にのぞんできました。前日に、共同通信社が「胡錦涛訪日前に解決!」といった河北省当局者の談話をとったりして、工場内の不満分子の食品テロという見立て記事を書いていたので、いよいよ、食品テロ説でエンディングの準備かな?と思っていたのですが、本日の会見で、魏伝忠・国家品質監督検査検疫総局副総局長はこれを完全否定しました。
■魏副総局長いわく「工場労働者を相当調べたけれど、今んところ、管理面や人為的な原因につながる手がかりは発見されていません」。
しかも、農薬混入ポイントが「天洋食品工場内」という多数派の見立てについても、「まだあらゆる可能性がある」と抵抗、日本側で混入されたという可能性すててません。その理由は「密閉した袋をあけて、農薬を混入したあと、また密閉することは、日本でもできるじゃん」。さらに調子に乗った中国メディアから「最終の調査結果で、中国側に責任がなかったら、日本側に賠償支払い求めますか?」とか、小生意気な質問も。
■個人的に工場と日本に対する不満分子の食品テロ説エンディングで早期解決を予想していたのですが、この魏副総局長の言いぶんをきくに、できれば日本のせいにしたい、それができなければ迷宮入りエンディングで、という心づもりが感じられるのは私だけでしょうか?しかし、今の時点で、無罪も有罪にしてしまうこともしばしばあるといわれている公安当局が「何の手がかりもつかめていない」というのは、本当に本当でしょうか?泣く子もだまる中国公安と昔はいわれたんですけど。
■考えられるのは、
①公安当局のやる気がない。(春節中にやってられんで~、と思っている)
②公安と質検総局の仲が悪くて、本当のことを教えてもらえない。
③食品テロ説エンディングは、中国にとって理想的な解決ではないので却下。
④実は、本当に河北省石家荘市の公安は無能である。
⑤すでに容疑者は捕まえて、闇に葬った。
■とりあえず、会見要約をアップしてみますので、言葉のウラの彼らの本音をさぐってみてください。(今回は助手がテープ起こし手伝ってくれなかったので、ちょっとはしょっちゃったよ。誤訳聞き間違いが多いかも、ごめん)福島も赤字で、気をつけながらも、つっこんでみました。
■「手がかり何もつかめてませ~ん」BY魏伝忠
ほとぼりが冷めるまで解決は先延ばし?
中国メディアは日本犯行説に一縷の望み
あ、特ダネは日本メディアだろうと許しません。捏造報道の汚名をきせることもできるんだよん・。
■2月13日、春節あけてすぐに、国家品質監督検査検疫総局が会見したよ!
メーンスピーカー:魏伝忠・副総局長、サブ:王大寧:同総局輸出入食品安全局長、司会、劉平徳報道官。
■劉:まず、メディアのみなさんを歓迎します。これから記者会見を行います。こちらは国家質検総局副総局長の魏伝忠氏、こちらは質検総局輸出入食品安全局長の王大寧氏、このほか…(と何人かの専門家を紹介、でも発言していないので省略)。では、魏副総局長のお話から。
■魏:メディアのみなさん、こんにちは。中国の伝統祝祭日の春節があけて第1日目にわれわれは記者会見を開きます。中国産冷凍餃子の農薬混入事件の状況について、まず、われわれ中国政府を代表として、日本消費者の健康の早期回復をもう一度願いたいと思います。(合い言葉は日本消費者の健康回復!心こもってね~、と思っているのは私だけではないはず)
■魏:また、日本メディアが大量の客観的な積極的報道を行ってくれていることに感謝をのべたい。正式な会見の前にいいたいことがあります。昨日、日本の共同社が報道したニュースで、石家荘市当局者の話として、公安当局が毒ギョーザ事件について、おそらく工場の待遇を不満に思う人間の仕業だと、報じました。これは国家質検総局、警察の確定を経てない、主観的予測的報道です。我々が警察に確かめたところ、1月31日から公安当局がこの事件の捜査に入ってから、今までのところ、生産過程にはなんら異常はありませんでした。今まだ専門家らの捜査が行われており、結論がでていない状況では、外にでまわったいかなる伝聞もすべて推測にすぎません。(嫌みや皮肉も上手にいえるようになりました。本音は日本メディア、さわぎすぎ、うそばっかり!といいたいらしい。共同報道も全否定だが、共同記者よ、反論いってやれよ~、だまってちゃだめじゃん)
■魏:ここでもう一度、強調したい。中日双方はこの事件に関して、意見の一致をみています。つまり、この事件に関する調査は、中日とも政府、警察の正式発表を主とすることです。つまり中国側は、質検総局、警察が正式発表する情報を主とする。中国政府の調査態度は非常にまじめかつ優れています。メディアの皆さんには、調査を冷静に客観的に事実どおりに報道してくだるよう、お願いします。(SARSのときは、中国側公式発表のウソと隠蔽にリアルタイムで踊らされた記者の一人です、私。)
■魏:ではメディアの皆さんに、いままでの調査を総括して報告します。
(次のエントリーで紹介します、略)
(このあと、民主党、自民党の議員さんらが18日から20日までの間に、現地視察に訪れる、という発表があったが、会見後、日本大使館が否定。いったいなぜ、そんなガセ情報を発表?)
■劉:では質疑応答にはいります。
■CCTV:メディアがギョーザ事件を報じたあと、五輪食品の安全問題への懸念が起きていますが?(とりあえず優等生CCTVの予定調和質問から)
■魏:中国のギョーザ中毒事件がおきてのち、国際社会は中国食品安全への懸念を示すのは非常に正常なことです。目下、この事件の調査状況からみるに、これは個別の事件であり、けっして食品安全システムの問題ではありません。完全に個別の事件です。五輪食品の安全とは関連がありません。中国政府と北京五輪組織委はパーフェクトで効果的な食品安全コントロールシステムを打ち立てています。五輪食品の安全は完全に保障されます。
中国政府も高度に食品安全を重視しており、首都の食品安全レベルをコントロールする能力を保障します。北京市政府もきわめて食品安全を重視しており、五輪食品安全を新五輪、新北京の戦略的構想によって率先される製品の現代化を実践し、首都安全安定の大局にたった技術的作業でもって確かなものにするでしょう。2005年から北京市政府は相次いで五輪食品安全行動綱領を制定しました。そのご、首都五輪食品安全監視コントロールネット、食品安全検査システム、食品安全情報システムの3大システムを完成させ、使用する農産品の出所、食品生産、加工、流通、消費など4つのポイントをパーフェクトにし、食品安全法規、標準を強化しました。動物性食品の監督コントロールを完全にし、農産品市場を改良し、食品物流、分配メカニズムを建設し、突発食品安全事件に対してはすぐに処理するなど、5項目の重点作業をおこなってきました。(中略、)
中国政府は五輪の準備、五輪後の食品安全もふくめて、完全に準備できる能力があることを責任をもって保障できます。中国に旅行観光にくる各地の友人たちはきっと豊富多様の精神、文化を知ってもらえると信じてますし、豊富な中国料理を健康に、安心して楽しく食べてもらえると信じてます。
(原稿を読み上げているような詳細な五輪食品安全対策が説明されたが、テープ起こしに疲れたので省略)
■フェニックス:日本の報道では、徳島県の食品店からDDVP(ジクロルボス)に汚染された食品がみつかり、店内の消毒殺虫剤が原因らしいですが、これについては、論評おねがいします。。(香港メディアも最近は中国化して、日本側混入説を誘導しよう、誘導しようとしてくる。困ったもんだ)
■魏:私もその情報に注意しています。けさ日本の徳島県のオフィシャルサイトでこのニュースをみました。今月の9,10,11日の三日、計12袋のギョーザの包装表面に微量のジクロルボスが検出されました。12袋のギョーザはみな、日本の生協の石井店が販売していたといいます。石井店が委託した害虫駆除会社に殺虫剤に、ジクロルボスが含まれており、この微量のジクロルボス汚染は殺虫剤がかかったことによる可能性があります。われわれのギョーザの品質か関係ありません。関係部門がさらに調査を進めています。(生協も気をつけてくれよ、でないと、こんな風に、微妙に中国の世論誘導に利用されるんだよ)
■新華社:メタミドホスは日本では生産、販売、使用が禁止されていると、報道でみましたが、本当にそうなんですか。ジクロルボスの状況は?(日本で本当にメタミドホスが手に入らない、という報道が信じられないらしい、新華社は。中国の状況をみれば、公的に禁止されいても、手に入れようと思えば手に入るからな)
■魏:この問題は、王大寧局長に答えてもらいましょう。
■王:メタミドホスは正確にいえば化学品であり、日本、中国ふくめ多くの国で現在は農業での使用は禁止されています。しかし、日本、中国、他の国でも、一部特殊な領域ではやはり使われています。検査や化学研究などで、多くのメタミドホスなど多くの農薬が使かわれています。04年、日本がポジティブリスト導入を決めたあと、中国の各地検疫当局も大量の農薬サンプルを買いました。ジクロルボスは日本でも中国でも一般の殺虫剤に使われています。(日中の農薬など劇物管理の厳しさの差については、あえて言及しません)
■福島(産経):さっき、共同通信の報道を否定されました。しかし公安の捜査は独立的に行われて、質検総局はその状況は全部把握されていないかもしれません。さっきの発言は、共同通信の報道がねつ造だといいたいのですが、それとも、共同の報道はまだ確認できていない、公安はこの方面に関して情報をあなた方にまだ与えていないということですか?石家別警察は、あなたがたに、どのような文言で説明した?不満分子による犯行の可能性はまだ排除されていない?(共同記者が反論しないから、かわりに福島がつっこんであげる。産経は一面トップで使った責任もあるし)
■魏:きのうの共同通信の報道ですが、われわれも非常に重視し、きょう、出勤したらすぐに、河北省石家荘市公安局に問い合わせしました。彼らもこの報道を非常に重視していました。それで、すぐに返答がきました。彼らがいうには、目下河北省警察がこの事件の捜査に介入してから今に至るまで、まだ食品生産管理上については、我々、質検総局の調査も結論は出ていませんし、その他の人為的原因の手がかりも発見されていない。また、こういった情報を発表した人物もおらず、こういった情報は存在しない。(共同通信の報道は根拠ありません!といいきりました)
■福島:拘留されている人はいないのですか。
■魏:拘留されている人もいない。警察は一流の調査専門家を現地に派遣しており、すべての労働者の状況を調査し、その結果、これら労働者に(犯罪の)要素は発見されなかった。皆さんの関心はわかりますが、ギョーザ事件に関しては中日双方で、いかなる情報も、公式発表を主とすることで一致しており、予断の情報を発表することは社会をミスリードし、公衆に対する責任に欠けた態度です。みなさん、必ず当局発表を主とするように。(拘留されている人もいないといいきった。ニュースアンカーのスクープも否定?中国はしばしば、特ダネを捏造扱いしておとしめることで否定する。段ボール肉まん捏造報道で服役中の記者の家族は彼がえん罪だと信じている。要は真実が何か、ではなく、当局がどういう方針か、ということだ。工場内部の犯行で決着をつけるつもりなら、中国側はこういうきっぱりした否定はしないだろう)
■読売:公安当局が、すべての労働者の事情聴取をして、その結果異常なことは発見されなかった。しかし、その結果はまだ発表されてませんね。(徹底的に調べた結果なら、さっさと公式発表するべきだろう)
■魏:そうです。目下の状況、まだ発見されていません。
■読売:では、いったいどこに原因があると思われますか。(中国側はどういうエンディングを想定しているの?)
■魏:目下のところでは、生産管理の部分、つまり原料、調味料は搬入時に、河北省輸出入検査検疫部門の抽出検査が行われています。原料搬入前にもしょっちゅう検査がおこなわれています。加工工場に搬入されると、加工の各プロセスはすべて監視カメラで監督されています。(その監視カメラは公安当局に押収されている。日中警察の合同捜査チームが結成されれば、見せてもらえるのかな)
■魏:労働密集式の生産現場で、最後の袋つめのポイントでは、30人が一緒に仕事をし、お互いにみはっています。また、工場に入るときは、衣服を着替え、靴を履き替え、消毒することは、みなさんが直接工場にいって見ましたね。全部で8つの工程があってやっと工場に入るのです。ですから、工場内で人為的にものをもって入り入れるという仮定は、可能といえば可能ですが、可能性としては非常に少ない。まあ、この事件はまだ徹底的に調べられていない前ですので、いかなる可能性も排除できません。
(可能といえば可能、ととりあえず、可能性はみとめる方が、より説得力があると考えたらしい)
■魏:ただ、もっか深く調査した結果をみるに、生産現場で発生した可能性はほとんどありえないです。警察は、目下のところなんの手がかりも見つけていません。きのう、われわれは工場にいき工場長と視察し、会合ひらきました。工場長によると、この工場は対日輸出によって発展しており、労働者もそれによって利益をえている。みんな共同体です。食品輸出がなければ、労働者の給料の保障もない。また労働者の給料は現地においては低くありません。(労働者の対工場不満説、労働環境劣悪説を完全否定。みんな、仲良く楽しく働いているよっ!って、これは説得力ないな。各紙記者が現地で聞き込みして得た、1日13時間労働、月給1000元でも、ハッピーさ!といいたいらしい。それとも、うちの記者が聞いてきた工場の元労働者の証言は、匿名をいいことにウソをついていたのかにゃ?)
■魏:それだけでなく、日本の輸出業者とも非常に深い心のつながりができています。毎月、日本の輸出業者の人は工場にきて管理に参加しています。ほとんどの時間を工場で労働者と一緒に管理に参加しています。ですから我々の間には深い心のつながりができているのです。(あなた、心のつながりって、夫婦の間だってなかなか難しいのよ)
■魏:この工場は日本への輸出はすでに10年以上になりました。ですから日本に対して非常に好感をもっており、深い情があるといいます。工場が発展しないとリストラしなければなりません。日本人がギョーザはいらない、といえば、仕事はないよ、といって労働者はレイオフされ、彼らの生活が影響を受けるのです。これは非常に実際的な問題です。工場長がいうには、工場の労働者はみな工場に対して深い情があり、日本に情があるのです。(労働者の反日感情説を完全否定。みんな日本が大好きさ!って?日本の輸出業者と心の絆ができてますって?これから記者に質問されたら、そう答えなさい、としっかり教育されたもよう。)
■魏:ですから、過去にだれかが企業にたいして損となるようなことをしようとしても、できません。みんなの目で監視をしているうえ、HACCAPなど厳しい管理システムがあります。こういう感情と管理システムのもと、人為的な混入の可能性は非常に小さい。(本当に、みんな気持ちよく、日本消費者に感謝しながら働いていたなら、たしかにそういえるけれど)
■魏:また警察当局は、すべての労働者の状況を調査しました。工場を退職した労働者も含めて、その背景も調査しました。公安省からも6人の調査チームが派遣され、それには主席調査専門家もふくまれています。ですから、かならずきちんと調査したはずです。(公安省の敏腕刑事も現場にいった。ということは、犯人はすでに捕まって、闇に葬られたか?と思ってしまう私は、みなさんの嫌われ者)
■魏:このようなひとつの事件で、中日貿易関係に影響を与えてはいけないし、とくに中日感情を破壊させてはならない。もし、本当に悪いやつがいるなら絶対にほっときません、またいい人をえん罪にさせることもありません。いない、というなら、それはいないのです。(いい人をえん罪にさせることもない、と強調されると、よけいに、そういうこと、よくあるんだなあ、と思ってしまう私は、みなさんの嫌われ者)
■CCTV:1月30日から、我々は積極的に調査してきたわけですが、日本側の、公安との合同捜査に対する態度はどうですか?(中日合同捜査を行って、日本側の捜査情報を仕入れて、今後の対策をねるのだ~、と聞こえる私はみなさんの嫌われ者)
■魏:早急に原因をはっきりさせ、結論を発表することは、社会への影響を食い止めるのは、中日の共同の願いです。福田首相もこの事件で、合同捜査チームをつくること願っているといっていました。中国側も非常にそれをのぞんでいます。日本の政府調査チームがきたときも、我々もそういう希望をのべました。きのう我々も中国警察と懇談したとき、彼らもそう望んでいるとききました。日本側の警察と情報交換し、共同捜査を行いたいと。中国の質検総局も日本側のカウンターパートと共同調査したいと思います。共同調査はより早く、事件をはっきり調査し、社会に正確で信頼できる情報を発表するのに有利だと思います。(中日共同捜査をしたら、日本側はホイホイ中国側に情報をやって、中国側からはぜんぜん情報をとれない、という羽目にならないよう、注意してください。日本側政府調査団は天洋からギョーザサンプルもって帰らなかったのに、生協は中国側調査団にホイホイ、ギョーザサンプルをあげてしまいましたからね~)
■劉:最後の質問です。
■福島:だれも質問しないなら、また私が。日本の警察の調査結果では、袋がやぶれていないギョーザの中からもメタミドホスが検出され、日本側は天洋食品工場内で農薬が混入した可能性が強いとの予測がでています。中国がわはまだ日本側流通経路で農薬が混入したとの可能性を排除していないのですか。(中国語下手だけど、また質問しちゃう、ごめん。わたしゃ、天洋工場内が一番あやしいと思っているんですけど)
■魏:われわれもこの問題に注意しています。密封されたギョーザ袋の中から農薬が検出されました。しかし日本の関係者、とくに公安委員長は、正式な捜査結果が出る前は、どのような可能性も存在している、と語っており、私はこの意見に賛成です。今はハイテクの時代ですよ。ある密封されたギョーザからメタミドホスが検出された、それで生産現場が混入地点だと決まるなら、それは単純な話です。それはやはり一種の推測にすぎません。(ハイテクの時代の日本警察よ、絶対日本での混入はあり得ないと、しっかり立証しないと、中国様は事件を迷宮入りにするつもりらしいですよ)
■劉:もう終わりですね。
■中国記者(フェニックス?):では、最終調査結果で、中国側に原因がないとすれば、中国側は日本に謝罪や賠償をもとめますか。(この段階で謝罪罪や賠償を切り出すとは、いい度胸だな、鳳凰衛視よ。なら、最終調査結果で中国側に原因が認められれば、中国側は日本の消費者や風評被害を受けた日本の冷凍食品企業に謝罪や賠償するのかいという質問もしてくれ)
■魏:その問題はまだ考えていません。今は我々がやることは早急な事件解明です。それが中日双方、中日の大衆への返事といっていい。あと、さっきの質問で、補足したいことが。密封されたギョーザ袋の中からメタミドホスが検出された、しかしギョーザの外にもメタミドホスが検出されたものもある。そういう報道もある。さっきの公安委員長がいったように、あらゆる可能性があります。現在はハイテク時代であり、密封されていても、開けてまた密封することもできる。北京人(老北京)だってできる。けっして難しいことではない。(密封ギョーザ袋を開けて、農薬仕込んで、店の棚におく。そういう日本国内でおきた食品テロ犯罪の可能性をほのめかせれば、確かに中国世論は誘導できるかもしれないが、日本人を煙にまくには、ちょっと無理でっせ。ハイテク時代だから、そのへんは日本警察がきちんと捜査して、かんで含めるように反論してあげてください)
■誰??:事件解明後、天洋食品工場の生産は回復しますか?
■魏:天洋食品へのまじめな調査の結果、天洋食品の生産管理は非常に厳格だ。HACCAPなどの認証も合格している。日本農林水産省の2年に一回、非常に厳しい検査を実施しています。完全に脳裏水産省の要求に従った非常に厳格なものです。毎回の検査で、同工場は高い評価を得ています。目下の状況からいうと、もしこの事件が天洋食品工場で発生したものでなければ、とくに衛生管理が引き起こしたものでなければ、河北省輸出入検査検疫局にいわせれば、この工場はやはり対日輸出の条件を備えているでしょう。しかし、これは、日本側がこのギョーザ、商品がまだほしいといってくれれば、生産できるし、日本が商品をいらないといえば、生産できない。(天洋が生きるも死ぬも、日本の消費者にかかっています、といいたいらしい。まあ、国有企業だし、しばらくほとぼりがさめるまで、死んだふりして、名前を変えて出直せば、不死鳥のように復活するはず)
by tenyoufood
食の安全学再び:質検総局の言…