パリ・オペラ座バレエ団名古屋公演
世界最高峰のバレエ団が来日!5月29、30日 愛知県芸術劇場大ホール
【社会】浜岡原発のプルサーマル 周辺4市すべて了承2008年2月14日 朝刊 中部電力が浜岡原発4号機(静岡県御前崎市)で計画するプルサーマルについて、同県掛川市議会は13日、全員協議会を開き、計画の受け入れに同意した。中電と安全協定を結ぶ地元4市のうち、立地する御前崎をはじめ菊川、牧之原の3市は既に計画了承済み。週明けにも浜岡原発安全対策等協議会が正式承認し、県に報告する。石川嘉延知事は地元合意を尊重する姿勢を示しており、計画は実現に向けて動きだした。 全国の原発で地元同意を得て計画が進むのは、九州電力玄海原発(佐賀県)、四国電力伊方原発(愛媛県)、関西電力高浜原発(福井県)に続いて4例目となる。 プルサーマルは、原発で使った核燃料からプルトニウムを取り出し、ウランとの混合酸化物(MOX)燃料に加工して原子炉で再利用する。 日本のプルトニウム利用の本命だった高速増殖炉の開発が、1995年の原型炉もんじゅの事故で中断し、核燃料サイクルの柱になった。経済効率は高いが、安全性を疑問視する声は根強い。
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