前回の記事でちょっと自分の意見を書かせていただいたんですが、自分としては今回の問題は仕事場の休憩室で友達と大笑いして終わってしまった程度の話です。(35歳以上の出産未経験者も多数居ました。)性についてよく分かっていない、子供の頃に「セックスした後にコーラで洗うと妊娠しないんだって」のような、知識の無い子供のトンでも話のレベルでしかなく、これで傷つくような人なんているのかいな!? その人も知識無いな。と思ったくらいです。
ちょっとそれについて、興味深い記事がありましたので、転載致します。 個人的にはこの問題について書くことは前回の記事で終わりにしたいと思っていますので、下の記事で各々考えて頂ければ幸いと思います。 ↓↓↓以下、転載↓↓↓ 倖田來未の「羊水が腐る」発言騒動、背景に日本の性教育の後進性も 2008年2月12日(火)11:18 ラジオ番組で「35歳を過ぎると羊水が腐る」と発言したことが物議をかもしていた人気歌手の倖田來未さん(25)が7日、ニュース番組に緊急出演し、涙ながらにその失言を謝罪しました。しかし、ネットではこの謝罪が不充分だとの声がくすぶっているようです。この一連の騒動を「ネットに端を発する行き過ぎたバッシング現象の一つ」として捉えるか、それとも背景に「日本の性教育の後進性」を透かして見るのか。みなさんはこの騒動について、どのような思いを抱かれましたか? ニュース畑では、「倖田さんの発言の問題点は彼女個人の無知よりも、一般の人、男も女もあまりにも出産や妊娠についての知識が不足していることではないか」との疑問を投げかける投稿があり、さまざまな意見が寄せられました。その一部をご紹介します。 性教育より子づくり教育を!倖田來未「35歳以上の妊婦の羊水は腐ってる。」発言で考える 2008-02-01 11:42:13 by ゲスト 人気歌手の倖田來未さんのラジオでの発言が物議をかもしています。 問題発言は倖田さんがくりぃむしちゅーの代役を勤めたニッポン放送の『オールナイトニッポン』29日深夜の放送で出ました。 マネージャーが結婚したというトークからの流れで、「赤ちゃん産むなら35歳になる前。 35歳以上の妊婦の羊水は腐ってる」というものです。 当然の事ながら、この発言、ネットで批判の嵐にさらされています。 この発言は科学的な根拠は無く、倖田さんの無知から来るものです。 倖田さんに他意はなく、そう誰かに言われて、信じていたぐらいのことだと思います。 倖田さんの発言の問題点は彼女個人の無知よりも、一般の人、男も女もあまりにも出産や妊娠についての知識が不足していることではないでしょうか。 女性の社会進出、晩婚化と共に高齢出産は増えてきています。 高齢出産 -Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%BD%A2%E5%87%BA%E7%...[html] >厚生労働省統計情報部によれば、2005年に40歳以上で出産した女性は2万348人で、1958年以降47年ぶりに2万人を超えたことを発表した。同統計によれば、35歳以上の出産は全体の16%に上り、うち第一子出産が3人に1人という状況であった。 「3人に1人は第一子出産が35歳以上」という数字を見て、驚かれた方が多いはずです。 さらに、約50人に1人は人工授精や体外授精などの高度生殖医療で妊娠、出産した子供という時代になってきているのです。 婦人科の医師の友人は「学校では妊娠の仕組みと避妊法しか教えない。それも女の人にだけ。本当に必要なのは、社会に出て結婚を考える頃に男も女も妊娠と出産について学ぶ機会だ」と言っていました。 高齢出産にリスクが伴うのは分かっていても、どれぐらいのリスクなのか。 子供を産む女性だけではなく、一緒に子供をつくる男性も知る必要があるでしょう。 いろんな知識があって、はじめて子供をつくる時期を二人で相談することもできるはずです。 少子高齢化とばかり騒いでいないで、 性教育よりも子づくり教育を! 社会として考える時期に来ていると思います。 皆さんはどう思われますか? 話題の投稿者は、今回の失言騒動から「出産や妊娠についての知識の不足」という問題点を見出し、 より積極的な性教育として「子づくり教育」の必要性を提案しました。 「『3人に1人は第一子出産が35歳以上』という数字を見て、驚かれた方が多いはずです。さらに、約50人に1人は人工授精や体外授精などの高度生殖医療で妊娠、出産した子供という時代になってきているのです。(中略)高齢出産にリスクが伴うのは分かっていても、どれぐらいのリスクなのか。子供を産む女性だけではなく、一緒に子供をつくる男性も知る必要があるでしょう。いろんな知識があって、はじめて子供をつくる時期を二人で相談することもできるはずです。少子高齢化とばかり騒いでいないで、性教育よりも子づくり教育を!社会として考える時期に来ていると思います。」(匿名投稿者) この意見に対し、 現状の性教育の問題点を踏まえて賛同する意見がありました。 「ほぼ同感です。今の性教育では妊娠の仕組みと避妊だけを教えればいいみたいなところがあります。なぜ、セックスをしたくなるのか? なぜ、子供を作らなくてはならないのか? そして、子供を育てるのはどういうことか? それを、ちゃんと理解すべきです。」(匿名投稿者) 「自分も同感です。今の性教育は、すごく一面的な方向性に偏っていて、『性』という問題に関するトータルな視点での教育ができていないと思います。『恋愛とは何か』『夫婦とは何か』『家族とは何か』っていうことを、保守的な視点での意見と、革新的な視点での意見の双方を、知る機会が必要だと思います。」(匿名投稿者) また、 ご自身の体験からこれに賛同される意見もありました。 「私(男です)は、結婚するときになって女性の生理や妊娠について全くと言っていいほど知識がないことに気付きあわてたことがありました。確かに保健体育の教科書に何か書いてあった気はしますが、そんなのは昔の話でとうに忘れていました。また男としては全く実感できない妊娠中のつわりをはじめとする状況についても多少なりとも知識があるのと無いのとでは妻に対する対応も変わってくると思います。よりよい出産のためには夫(または父親になる男)にも教育は必要です。」(匿名投稿者) 一方で、子づくり教育も必要かもしれないが、まずは 不妊に悩む女性がいるという現状を社会に知ってもらいたいという意見がありました。 「私は、不妊になやむ40歳の主婦ですが、同じ女性がそのような発言をするということは複雑です。少子化問題、性教育、どれも大切です。何かが突出していたり、なされないことはあってはなりません。子作り教育も大切かもしれません。でも、私が何より望むのは、「不妊に悩む女性がいかに多いか」ということをもっと社会に知らしめてほしいと思います。のぞんで「子宮を腐らせている」のではありません。そういったことに無知な親戚一同に、会うたびに「子供はまだか」「早く作らないと産めなくなるぞ」という、無神経な発言をされて、どれほど傷ついたことか・・・」(tamoo0787さん) 新たな性教育・子づくり教育の実現のための具体策を提示する意見がありました。 「これからは年寄りの潔癖主義的な考え方は置いておいて、いかに積極的に性を考える社会を作るかを考える必要があると思います。ただ、ここは重要な点ですが、一部で問題になっている特定のイデオロギーを妄信した素人教師による過激な性教育はかえって問題のほうが多いと思います。産婦人科医師など、専門家が性教育に関われるシステムを作っていくべきだと思います。」(匿名投稿者) しかし一方で、こうしたシステムを実現するのは 現実的に難しいだろうとの意見もありました。 「専門的知識のある医療者が教える事が出来ればいいのですが、自分の土俵(医療現場)を守るのに精一杯でそこまで手の回る人員が少ないのもありますし、受け入れ(教育現場)側も中々一筋縄ではいかないようです。ボランティアで性教育(避妊や性感染症)について専門職が教えようとしても、教育側で抵抗される事もあると聞きました。綺麗なイメージだけで、妊娠や出産を教えたいそうです・・・。そんな事ありえないのに。また反対に、教育側でうまく教えられずに困っている人もいるのも聞きました。」(arrow222さん) また、こうした歌手の失言にまで社会全体で大騒ぎしてしまうような、 最近の風潮に疑問を呈する意見もありました。 「しかし、これが放送されたのは深夜のラジオ番組です。深夜のラジオ番組では、聴取率が1%を超える事は滅多に無く、調べたわけではありませんが、恐らく聴取率0.5%未満だと思います。その中に、母親が35歳以上の時に生まれた子と、35歳以上で子供を産む事を考えていた人はどの程度いたでしょう? 倖田來未さんをかばう気は全くありませんが、彼女を直接批判していいのは極少人数のはずです。(中略)昨今問題発言をネットで曝して大騒ぎしていますが、深夜ラジオの発言に一々騒がないで欲しい。」(匿名投稿者) ラジオ番組での発言がネットによって「炎上」して大きな問題となった、今回の倖田來未さんの失言騒動。この騒動によって、高齢出産やそれに悩む人々の存在、加えて、そうした分野の正しい知識を持っている人がどれだけ少ないかが、多くの人の知るところとなりました。これをきっかけに、必要な性的知識の空白を埋めたり、これからの教育のあり方などを考えてみるのは、ムダなことではないでしょう。単に失言を「叩く」だけでは、何の実りもありません。この騒動を単なる「余興」に終わらせず、良い方向へとつなげていくことも可能ではないでしょうか。 あなたはこのテーマについて、どのように考えますか? by jean-cocteau | 2008-02-12 15:21 | ニュース、報道について | Trackback | Comments(8)
私が好きなのはあなたです。 性や、妊娠・出産に関しての知識が少ないのは本当にそう思います。 そして、マンガやビデオで誤った知識を持ってしまってるコは かなり多いんじゃないか、と思います。 特に男性は、自分の夫を見ても、その他の男性の話を聞いても 正しい知識を得る場が非常に少ないんじゃないかと。 (女性が興奮すると母乳がでると思ってる男の子がいたり、 3つ子なのに帝王切開しないで欲しいというお父さんもいたし) 性の低年齢化が進んでいるけど 現実と教育にズレが生じているような... 自分の身体の事だし、命の事だし 綺麗事だけじゃない現実を伝えて行けるように 変わっていってくれたらいいんだけどなぁ、と切に思います。 ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。 性行為が何のためにあるのか、生物的基本に返って考える教育必要ですよねえ。子供育てるのがどういうことなのか、体力的な問題、精神的な問題、金銭的な問題、そういうことを知るのはダンスしたり球技するのと同じぐらい大切なことだと思うんですけどね~。セックスの先にまっているものを考えずにしちゃうヤツ多すぎ!ってこの話いっぱいいいたいことがあるのでトラックバックさせてもらおうかなー・・・←まだ考え中^^; >ひろしさん ……そっそうですか^^; >katokoさん そうですねえ間違った知識も多いし、性教育に対しては「寝た子を起こすな」という様にみだらなものとして封印しておきたい人の多さは思っている以上に多いのだろうなと思います。 ただ本当はきっちりと知識として持たなければいけないものだし、生きていく上で“性”ってのは切り離せないのだということを認識しなければいけないと思いますね。 それこそネット上で言葉狩りしてギャーギャー騒ぐことじゃないんですよ。 本当にkatokoさんの様に実際に医療に関わっている方の発言は心に響きます。 >鍵さま ああ、そうでしたか。2ちゃんねるに晒されてましたか。 つうかそんなに晒すほど面白いブログでは無いと思うんだけどな…… まあ12日の2800くらいだったかな!? 晒されていた割には対したこと無い数字ではあったかも。しかしそういうリンクをクリックする人、いるんですね……むやみにクリックして変なサイトにつながると危ないから止めた方が……って私の言うことじゃないですね^^; >最低なヤツらだからスルー。 いえいえ、教えて頂いてありがとうございます。 一過性のものなので、もう落ち着いています。親切にありがとうございました。 >ゆらさん
本当にその通りだと思います。 どうしても私は言葉足らずなので上手く書けないのですが、ゆらさんの様に言ってくれる方がいると「そうなんですよ!」って嬉しいです。 これって生き物の本能でもある事ですからね、興味本位や間違った知識では問題があるんですよね。 でもトラックバックでなくてもいつか、ゆらさんの記事で意見が読めたら……と思います。やっぱりきちんとした大人のゆらさんが意見してくれたら、私も考えることが多いと思いますし。気が向いたら記事にして下さい。待っています^^
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別にメインブログのここを晒されるのは取り合えずいいんだけれど、地味にやって行きたかった他の2つのブログのアクセスが増えたのが少々不愉快。地味に楽しみたいのに…… From:HM by jean-cocteau カテゴリ
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