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沖縄県議会、少女暴行事件で抗議決議

 中3少女暴行事件で沖縄県議会は14日、米軍と米国に対する抗議決議と日本政府あて意見書を全会一致で可決、被害者への謝罪や再発防止策とともに基地の整理縮小や兵力削減の推進を求めた。近く県議会代表らが上京、政府や在日米軍司令部などに文書を手渡す。

 既に抗議決議をした那覇市と沖縄市、北谷町の3議会のほか、海兵隊基地司令部がある北中城村や浦添市、豊見城市などでも14日に同様の決議を可決し、反発の動きは全県規模に広がっている。

 県議会の決議と意見書は事件について「被害者が無抵抗な少女であることを考えれば断じて許せない卑劣な行為だ」と非難。昨年10月に嘉手納基地所属の米兵の家族が飲食店の女性従業員を暴行、ことし1月には普天間飛行場所属の米兵2人によるタクシー強盗事件が発生したことを挙げ「悪質で凶悪な事件が後を絶たず、米軍の綱紀粛正への取り組みに疑問を抱かざるを得ない」と指摘した。〔共同〕(13:55)

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