久しぶりにカメラの前で、視察姿を披露した小泉元総理。沖縄・宮古島で小泉節を披露です。
大歓迎を受ける小泉氏。珍しく視察でマスコミの前に現れましたが、お目当てはガソリンの代替燃料である、バイオエタノールの関連の施設です。
政府は、宮古島の自動車用燃料を全てサトウキビを原料にしたエタノールに切り替える「バイオエタノール・アイランド構想」を打ち出していましたが、石油元売り業界などの協力が得られなかった事などから事実上、断念に追い込まれていました。
「抵抗勢力もいずれ味方になると思って頑張らなきゃいけない。観光にも役立つとそういう取り組みが必要ですよと、ワイドー(がんばれー)とか言うの?ワイドー」(小泉純一郎 元首相)
小泉氏の視察は「バイオエタノール・アイランド構想」を復活、後押ししようというもので、石油元売り業界を「抵抗勢力」に見立て関係者を激励しました。
総理引退後は、政局について一切口をつぐんできた小泉氏ですが、総理在任中からこだわりをみせてきた環境問題で、存在をアピールです。(14日17:26)