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2月4日時点の全国ガソリン小売価格、前回調査比‐0.3円

2008年02月06日15時35分

 [東京 6日 ロイター] 石油製品の価格情報を扱う石油情報センターが公表した2月4日時点の全国平均のガソリン小売価格(1リットル当たり、消費税分込み)によると、レギュラーガソリン価格は152.6円で、前回調査(1月28日時点で152.9円)比0.3円低下した。

 過去最高だった12月10日(155.5円)以後、低下基調が続いている。 

 大手元売りは2月の卸価格を1月比2円程度値上げしたが、今のところ小売価格には波及していないようだ。

 石油情報センターでは、小売市場では競争が激しく、買い控えなど需要が減退しているなか、卸売価格の引き上げ分をすべて小売価格に転嫁するのは困難として、今後も下げが続く可能性があると予想した。石油製品価格は、消費者物価への影響が大きいため、市場でも注目度が高い。

 ハイオクは163.6円となり、前回の163.9円から、灯油店頭価格も18リットル当たり1742円と、前回の1746円から、ともに値下がりした。

 4日時点の価格が2月中維持された場合、レギュラーガソリンの価格上昇率は前年比プラス18%程度となり、1月(同プラス15.8%)に比べて上昇率はやや拡大する。

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