疑心暗鬼というのか、サブプライムローン問題がどんどん大きくなるもんで、「日本は大丈夫なのか?」という危機感をみんなが持っているわだ。その、「大丈夫なのか?」が「いや、もっとあるに違いない」になり、モヤモヤしていたところにイギリスの新聞が「日本の銀行が損失を35兆円ほど隠している可能性が
ないとは言いきれない、かも知れない、よね。というような微妙な記事を掲載し、それを引用してどっかのバカが
日本の銀行の損失は100兆円などと数字を膨らませて、2ちゃんころで大法螺吹いたわけだ。まぁ、どっからどう考えてもありえない数字なので、常識のある人は相手にしてないんだが、それに「きっこ」が飛びついた。まぁ、いつものように恥をかいただけの事なんだが、さすがにここまで動揺が広がってはマズいだろ、というので金融庁がサブプライムローンの額を発表したんだが、そこでも報道ミスが発生し、一時、日本の銀行が抱える
サブプライム債権は10兆円と報道されてしまった。ロイターのミスかね? リアルタイムで見ていて、「アレ? おかしいなぁ」と思っていたら、
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火事で焼けた南大門なんだが、もともと広い道路に囲まれて立ち入り禁止だった。それが、次期大統領のミョンバクがソウル市長だかやっていた頃、広場になって自由に立ち入れるようになったわけだ。ところが、ほとんど無防備なままで解放してしまったので、ホームレスの溜まり場になってしまった。国宝の建造物に住みついてウンコまでそこでするので、臭くて汚くて、どうしようもなかったらしい。まぁ、アレは新自由主義者なので、ある種、結果に対しては無責任なわけだ。小泉と同じだな。で、「みんなの寄付金で再建しよう」という次期大統領の発言が支持されない、というのには、そんな背景があるようなんだが、もともと大陸では、韓国に限らず、中国でもタイでも、古い建物というのは物凄く少ないわけだ。大事にしないから、というより、戦乱が多くて治安が悪いからだと思うんだが、まして木造となると皆無に近い。日本みたいに、やたら古い神社仏閣が残されているというのは、実はとても貴重だったりするんだけどね。
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久間というと暴力団なんだが、まずはコレだ。
日本の戦後最大規模の経済不正経理事件・イトマン事件で逮捕された許永中との親密な関係が知られており、関連企業の大阪国際フェリーの社長を1986年までつとめていた。
Wikipediaを見ただけでもコレだけ出てくるんだが、
防衛庁長官だった1997年10月に防衛庁の長官執務室で暴力団組長らと 記念撮影をしていたことが関係者の話などで2001年に発覚した。写真は写真週刊誌「フライデー」の2001年6月22日号に掲載されており、 「国務大臣 防衛庁長官久間章生」の札が置かれた机に向かって座る久間と、 囲むようにして立つ男性4人が写っていた。同誌は「暴力団組長と記念写真」の見出しで、広域暴力団関係者や右翼団体幹部が写っていると紹介した。
まぁ、防衛利権では「逃げ切った」と言われているようなんだが、検察はまだ諦めてないという話もあって、今度はボロ株捜査に絡んで名前が出ているわけだ。10日間で5倍に高騰したというんだが、
千年の杜という有名な銘柄があって、あやしい新興市場の典型なんだが、久間がロシア利権でそこをプッシュしているとか何とか。東京アウトローズさんちのネタなんだが、
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きっこの日記に、こんな記事が掲載されたらしい。
あたしは、株には興味がないからどうでもいいんだけど、イギリスの「サンデーテレグラフ紙」が、こんなニュースを伝えました。 「日本金融機関100兆円を越えるサブプライム損失隠蔽」. 11日の英サンデー・テレグラフ紙は日本の大手銀行数社が100兆円を越えるサブプライム関連の評価損を隠蔽しており、数週間の内にこれらが倒産する恐れに直面していると伝えた。日本金融庁の新たな厳しい検査基準によりと日本の大手銀行数社は3月本決算 に100兆円を越える評価損を計上し、うち数社は倒産すると報告している。
今は消されているようなんだが、おいら、アレは読んでないので知らないです。で、さっそくきち@石根さんちが突っ込んでるんだが、
$3000億は100兆円なのか^^
凄まじい為替変動が起こったのかと思いましたじゃないですか。
で金融庁が「数社倒産」とか、テレグラフが「数週間以内にメガバン倒産」とか
どこに書いてあるですか^^
そりゃ安穏としていられるわけではないでしょうけど
煽りをさらに煽ってからに・・・・
うちの社員にはきっこさん禁止してるんですがね^^
まぁ、原文も読まないままギャーギャー騒ぐもどうかしてるんだが、そもそもきっこの日記というのは、ライブドア事件の時に有名になったわけだ。あの時には現場で取材している記者がディープスロートとしてネタをきっこに流していたと思われるんだが、そういう手法は長続きしない。当たり前だ。いつかバレてそのルートは枯渇し、ネタが尽きる。そこで止めときゃいいものを、延々と垂れ流しでどっかから拾ってきたようなネタの二番煎じを続けているので、こういう誤報に結びつくわけだ。
で、そもそもと言えば、
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