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ソニー・エリクソン製のFOMAがついに登場する。シャープと共同で、Symbian OSを使った基幹ソフトウェアの開発や、ハードウェアの共有化を行う。
シャープとソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは11月29日、FOMA端末の開発について協業に合意したと発表した。 Symbian OSを使った基幹ソフトウェアを共同で開発し、ハードウェアも部分的に共有化する。ソフトウェアプラットフォームは、ドコモと富士通が開発したものを使う。 ドコモによると「ライセンスしているソフトウェアプラットフォームには、UI(ユーザーインタフェース)も含まれる」が、「協業はユーザーから見えないところが中心」(ソニー・エリクソン)となる。ベースを固めて、差別化できるアプリケーションなどの部分に注力する方針だ。 端末の具体的な開発スケジュールは未定だが、ソニー・エリクソンがFOMA端末の開発を明言するのは初めて。シャープは協業とは別に、Symbian OSを採用した端末を2005年に商品化する予定だ(7月8日の記事参照)。 協業進むFOMAプラットフォームドコモは、端末開発の効率化・低コスト化のため、FOMAプラットフォームを共通化する方針だ。既に、Linux向けとSymbian OS向けのソフトウェアプラットフォームを開発済みであり、端末メーカーに提供を開始している(11月18日の記事参照)。 ドコモへのFOMA端末供給メーカーは、各社がLinuxまたはSymbian OSの採用を明らかにしている。NECとパナソニック モバイルコミュニケーションズがLinux、富士通と三菱がSymbian OSを採用。4社は、FOMA 901iシリーズで、各OSを使った端末をリリースしてきた(11月24日の記事参照)。
今回、シャープとソニー・エリクソンがFOMA端末の共同開発を発表したことで、FOMA端末メーカーは、NEC&パナソニックモバイル、富士通&三菱、シャープ&ソニー・エリクソンの3群に大きく分かれたことになる。 関連記事
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