防衛省は13日、国産新型戦車の試作車を、技術研究本部陸上装備研究所(神奈川県)で報道陣に初公開した。90年導入の90式戦車から20年ぶりのモデルチェンジ。2010年度の配備が予定されている。
冷戦の終結で、戦車を主とした戦闘の可能性が大幅に減る中、市街地でのゲリラ・テロ対応などを想定しモデルチェンジした。全長約9.4メートル、全幅約3.2メートルと90式に比べ若干小ぶり。重量も約6トン軽い約44トンで、装甲も状況に応じ、取り換え可能という。運転士はモニター画面を見ながら操縦し、走行中も120ミリ主砲の照準を自動的にセットしたり、他戦車と画面情報を共有する機能もある。最高速度は時速約70キロ。
防衛省は「多用途に対応し、技術革新も柔軟に取り込むIT戦車」と説明する。総開発経費は約480億円で、三菱重工業が開発を支援した。価格は1台約7億円と見積もられている。【本多健】
毎日新聞 2008年2月13日 17時39分 (最終更新時間 2月13日 18時30分)