ニュース3分LifeHacking:タブブラウザを便利に使うショートカット【タブ編】メジャーバージョンアップが続く各Webブラウザだが、共通点はタブブラウザであること。そこで今回はタブブラウザを便利に使うショートカットを紹介しよう。2006年10月25日 19時33分 更新
IE 7に続いて、Firefox 2.0もリリースされた――。メジャーバージョンアップが続く各Webブラウザ。これまでWindows標準のブラウザであったIE 6との最も大きな違いはタブブラウザであることだ。複数のWebページが同じウィンドウ内に開けるので、取り扱う情報量が増えるが、効率的に操作しないとかえって混乱しかねない。今回はタブブラウザを便利に使うキーボードショートカットを紹介しよう。 なお、ショートカットはIE 7、Firefox 2.0、Opera 9を調査した。いずれも初期状態のショートカットとなる。 まず、ご紹介するのがタブを開閉するショートカット。多用すると思われる「リンクを新しいタブで開く」ショートカットでは、IE 7の場合、アクティブなタブで開く方法とバックグラウンドで開く方法の2つ。一方、Firefox 2.0では[Tab]キーなどでリンクを選択して[Ctrl]+[Enter]を押すと、アクティブなタブとしてリンク先を表示する。 Firefox 2.0やOpera 9で便利だったのが、間違って閉じたタブを開く[Ctrl]+[Z]のショートカットだ。同様のショートカットはSleipnirやLunascapeなどの国産タブブラウザでも実装している。タブブラウザはたくさんのタブを開いて利用するため、間違ってタブを閉じてしまうことも少なくないので、便利に使えるだろう。
続いてはタブを移動するためのショートカットをご紹介しよう。大量に開いたタブの中で、目的のタブに移動するのはなかなか大変だ。タブ間を移動できるショートカットを使えば、ダイレクトに目的のタブを表示させることも可能だ。 IE 7、Firefox 2.0、Opera 9ともに共通だったのが、次のタブに移動する[Ctrl]+[Tab]と、前のタブに移動する[Ctrl]+[Shift]+[Tab]。先日ご紹介したアプリケーションの切り替えショートカットの[Alt]+[Tab]と同様の使い心地と考えればイメージしやすいだろう。 「切り替えるのも面倒だ、もっとダイレクトに表示させたい」という場合は、IE 7とFirefox 2.0で使える「左から数えて9番目までのタブを選択」するショートカットを利用するといいだろう。タブを“狙い打ち”できるようになれば、十分使いこなせている――はずだ。
最後に国産タブブラウザ「Sleipnir」の開発者である柏木泰幸氏と、同じく「Lunascape」の開発者である近藤秀和氏から、それぞれのSleipnirとLunascapeで便利なショートカットを聞いた。両ブラウザともIEエンジンを利用してはいるものの、IE 7に先駆けてタブブラウザを実現していた。
柏木氏、近藤氏ともに上位に上げたのが、閉じたタブを履歴を含めて開くショートカット。Operaと同様に、SleipnirとLunascapeでも履歴も含めて復活するのが特徴だ。このほか、Sleipnirでは不用意に閉じたくないタブをロックする「ナビゲーションロック」できるショートカットもある。 柏木氏と近藤氏ともにタブの開閉に関するショートカットが多かったのは、大量のWebページを一度に開けるタブブラウザだからこそだろう。ここに挙げたショートカットなどを参考に、タブの開閉や移動を極めてほしい。 関連記事
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