「ベローチェ」が講談社提訴　「おとなの週末」でランク最下位にされ (2/2ページ)

　シャノアール側は訴状で、ランキングが一般的評価に基づくものではなく、担当したライターの個人的感想に基づいていると指摘。このランキングについて、「個人の主観的評価であることを示す記載が目立たず、わかりにくい」と主張、「記事の内容が客観的事実であるかのような印象を読者に与えている」としている。

　また、「店舗や作る人によって味にばらつきがあった」などの評価に対して、「マニュアルによる指導を徹底しており、そのようなことはないように努めている。表現は事実に反する」と反論している。

　シャノアール側は訴訟に関して「一切お答えできない」としている。

　一方、講談社側は「あくまで主観的な評価。意見・論評の範囲で、こうした記事を否定されれば、雑誌の存在意義はなくなる」とコメントした。