新潟放送局

2008年2月13日 23時29分更新

県立六日町病院、市が引き継ぐ


南魚沼市は、7年後に開院する予定の魚沼基幹病院の設置に伴って、現在、南魚沼市にある県立六日町病院の運営を引き継ぐ方針を決めました。

新潟県は、7年後の開院を目標に、魚沼地域に救命救急医療を行うことができる基幹病院を設置するのにあわせて南魚沼市の六日町病院や魚沼市の小出病院など県立の4つの病院の運営から撤退する方針を示しています。
このうち南魚沼市では、県内の複数の医療機関に六日町病院の運営を打診していましたが、単独の病院では財政的に運営が成り立たない、などの理由で病院の運営先が決まっていませんでした。
このため南魚沼市で検討を進めた結果、地域医療を維持するため、7年後の基幹病院の開院とともに市が六日町病院の運営を引き継ぐ方針を決めたということです。
南魚沼市では基幹病院の整備に向けて県が来年度中に策定する、病院の規模や診療科目などの基本的な計画を踏まえて、六日町病院や市立の2つの病院について診療内容の見直しを検討することにしています。