憲法を歩く 施行60年
第4部は「貧困と労働」の現場ルポ
【社会】温泉の効果解明に研究所 和歌山、医師不足解消も2008年2月13日 21時25分 和歌山県立医大は13日、温泉やスポーツが身体に与える医学的な効果を解明する研究所を今年4月、同県那智勝浦町立温泉病院に設置すると発表した。 温泉病院は常勤医師が6人だったが、研究所の設置で医大から若い医師計4人が派遣される。研究とともに地域の医師不足を解消する一石二鳥のモデルとして注目されそうだ。 医大は、那智勝浦町が観光客に人気で、スポーツ選手が調整や練習で長期滞在している点に着目。南条輝志男学長は「探求心の旺盛な若い医師を呼ぶには地方病院の魅力づくりが重要だ」としている。 派遣されるのは、整形外科医2人と大学院生のリハビリテーション科医2人。5年間の計画で、病院の患者を診ながら、温泉に入った後の心拍数の変化や、筋肉を動かした後のホルモンの分泌量を分析する。 (共同)
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