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ヤフー買収:ヤフー第2位株主が買収受け入れ交渉求める

 【ワシントン斉藤信宏】米ソフトウエア最大手マイクロソフト(MS)がインターネット検索大手ヤフーに総額446億ドル(約4兆7800億円)で買収提案したことに絡み、ヤフーの第2位の株主である投資会社レッグ・メイソンが、買収受け入れに向けて交渉するようヤフーに求めていることが12日、明らかになった。複数の米メディアがレッグ社の幹部の話として報じた。

 米メディアによると、レッグ社は投資家らにあてた書簡で「MSによる買収以上の価値を株主にもたらす代替案を見つけるのは困難だ」とヤフー経営陣の買収拒否の決定を批判。ヤフー経営陣に対して交渉に応じるよう求めたという。また、MSに対しても、ヤフー側の同意を得るため、買収額を上乗せするよう求めた。レッグ社は、ヤフーが最終的にはMSに買収されるとの見通しを示し、MSとヤフーの双方に歩み寄りを促した。

 レッグ社は昨年9月末時点でヤフー株式の6・6%を保有する第2位の大株主。ヤフー株の約75%を保有する機関投資家のうちの1社で、レッグ社が交渉の進展に期待を示したことで、MSの提案を拒否したヤフー経営陣の立場はますます苦しくなった。

毎日新聞 2008年2月13日 11時45分 (最終更新時間 2月13日 14時49分)

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