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最終更新:2008年2月13日(水) 12時15分

中国当局、故意に混入との疑い強める

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 中国製ギョーザによる中毒事件で、中国の公安当局は、毒物が工場内で故意に混入された疑いを強め、一連の製造過程のうち、ギョーザの袋詰め作業にも注目し、本格的な捜査を続けています。

 この事件のために特別チームを編成して捜査に当たっている公安当局は、工場内で故意に毒物が混入された疑いを強めていて、可能性の一つとして、ギョーザの袋詰め作業の段階にも注目しています。

 天洋食品の工場内でギョーザを「包装」する作業は、通常、次のような手順で行われます。

 従業員はテーブルの両脇に立って作業にあたり、冷凍されたギョーザは、その間を進みます。このうち、ギョーザを袋に詰めるのは3人くらい。重さを計った後、2人ほどが「袋を密封」する作業にあたります。

 その後、箱詰めが行われるところまで、一連の作業に携わるのは通常30人から50人ですが、そのうち密封前に袋に直接触るのは10人くらいしかいないということです。

 中国の公安当局は、旧正月の休暇が明けた13日以降、当日、工場にいた従業員から聞き取り調査を行うなどして、本格的な捜査を進めるものと見られます。(13日10:02)

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