前橋放送局

2008年2月13日 12時47分更新

県文化財に7件指定


大泉町から出土した馬の埴輪などの古墳出土品をはじめ7件が新しく県の文化財に指定されることになりました。

これは12日に群馬県文化財保護審議会が答申したものです。
それによりますと、新しく指定されることになったのは7件で、▼このうち大泉町の古墳から出土した、関東地方では最も古いとみられる5世紀後半の馬の埴輪や人型の埴輪など67点が「県指定重要文化財」に指定されます。
また、▼玉村町に伝わる川魚を伝統的な漁法でとるための投網や釣具、運搬・保存用具など220点は「県指定重要有形民俗文化財」に、▼桐生市の賀茂神社にある3本のモミの巨木と、▼桐生市の崇禅寺にある樹齢およそ800年とみられるイトヒバ1本、それに▼みなかみ町で見つかった絶滅危惧種のユビソヤナギ群落の3つは「県指定天然記念物」にそれぞれ指定されます。
さらに▼南牧村の南牧川の急流が岩肌を侵食してできた「蝉の渓谷」と、▼同じく南牧村にある高さ40メートルの「線ヶ滝」の2件は「県指定天然記念物及び名勝」に指定されます。
これら7件が指定されると県の指定文化財はあわせて414件になります。