2008年2月12日 19時43分更新
釧路市消防本部の救急車の出動件数が、2年連続で減っていることわかり消防では、緊急ではないのに救急車を呼ぶ人が減った結果とみて、引き続き、救急車の適切な利用を呼びかけたいとしています。
釧路市消防本部によりますと、去年の救急車の出動件数は8608件で、9000件を超えた平成17年以降2年連続で減少しました。また、救急車が運んだ人たちのうち、ケガや病状の軽い人の数も、去年は4046人と、おととしに比べて380人近く減少しました。これについて釧路市消防本部では、「合併によって管轄する地域が
広がったにも関わらず、出動件数が減少したのは、軽いケガや病気で救急車を呼ぶ人が減ったためではないか」と分析しています。
消防本部では、1回の出動で4万円から5万円の経費がかかっていることや本当に救急車での搬送を必要としている人のためにも、今後も適正な利用を呼びかけたいとしています。