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【社会】

医療問題で超党派議連発足 医師不足、事故調など議論

2008年2月12日 18時58分

 医療事故の原因究明や医師不足など、医療をめぐるさまざまな問題の解決策を探ろうと、超党派の国会議員が12日、「医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟」を発足させた。

 国会内で開かれた設立総会では、衆参両院から100人以上の参加申し込みがあったことが報告され、会長に尾辻秀久元厚生労働相を選出。(1)産科、小児科の崩壊(2)救急患者のたらい回し(3)訴追・訴訟リスクの増大による委縮医療−など、緊急に対策が必要な課題について、政策提言する方針を決めた。

 厚労省が今国会への法案提出を目指している「医療版事故調査委員会」(事故調)をめぐり、医療現場から医師の刑事訴追につながるのではないかとの反発が出ていることについて、尾辻会長は「大きな課題の1つで、しっかりと中身を議論したい」と述べた。

(共同)
 

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