アーク・エンジェルズ  
               迷子情報 | 近江八幡事件判決 | 繁殖レスキュー   
 


繁殖レスキュー

 
池田市内某繁殖場
  11月23日、午後3時に某繁殖場ペット責任者、M氏と待ち合わせをして住之江の繁殖場に同行いたしました。
3階建てのビルで、外部からは一見しておよそ繁殖場とは見えない建物でした。
建物の近くまでくると外にも少し犬の鳴き声が聞こえてきました。
靴の裏を消毒して内部に入りました。
まず、2階のスペースに案内してもらい、ドアの扉を開けたとたん もの凄い犬たちの鳴き声。
叫び声と言った方が正解かもしれません。

階段を上がって左右に部屋があり、大きめの部屋で左の部屋に約70頭、右の部屋には約50頭もの犬たちがいました。
1階には、100頭くらいの小型犬たちがすべて、ケージから出されていて鳴き叫んでいました。「食事の時間です」との説明でした。
そんなスペースがロッカーで仕切られて2箇所ありました。
奥のスペースには100頭はくだらないでしょうか・・・合わせて200頭です。合計で320頭。
以前からいた犬が150頭、池田繁殖場から移動して運び込まれた犬たちが170頭ということで数字の上では合っています。
池田繁殖場には当初、350頭の犬が飼育されており、住之江に移動したのが170頭、残りの180頭が色々なところに貰われたと先方M氏は断言しました。

180頭のうち、ARK−ANGELSで40頭に新しい家族を見つけました。残り140頭の所在および生死は私たちでは確認できておりませんので「不明」ということになります。

これほど(140頭)の犬たちが本当に一般家庭に里子として譲渡されたのでしょうか?? それもたったの1週間で・・・・・・。疑問が残ります。

先方M氏の一方的な言葉を覆す証拠が無いのが悔しいですが現実であり、相手の言い分を沸き立つような怒りを抑えながら聞くのが精一杯でした。
1頭たりとも殺処分はしていないというのが先方M氏の言い分です。
繁殖場においては、今後は改善をしていく考えはありますし、動物愛護団体とは、協力しても争う事は致しません。との説明でした。

要望書に関しましては、現在オーナーと話し合いをしていますのでもう少し時間をもらってから返答します。との事でした。
その結果も後日、HPにてご報告いたします。

当日、現地の立ち入りをしたところ、給水器の不足がありましたので改善の要望を出しました。すぐに改善するとの返事をもらいました。


釈然としない思いが残る立ち入りでしたが、我々の要望・要求には応じてくれた事は少なからず評価できるのではと考えます。
繁殖場の住所は非公開、他言しないとの一筆を取られての立ち入り検査でした。
以上、ご報告いたします。

 

このウエブサイト上の画像および文章を無断で 掲載・引用することは、法律で禁じられています。
ARK-ANGELS All Right Reserved.