山口県岩国市の出直し市長選で初当選した前自民党衆院議員、福田良彦市長は12日午前記者会見し、岩国基地への空母艦載機移駐計画について「まず騒音対策などを求め、納得のいく対応があれば協力する」と述べ、受け入れを前提に近く国と条件交渉する考えを示した。

　ただ、現時点での立場は「再編容認ではない」と発言。騒音軽減策のほか、岩国基地滑走路の軍民共用化による羽田便就航への国の支援、市庁舎建設費補助金の凍結解除なども再編協力の条件になるとの認識を示した。(12:29)