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女子中学生暴行:沖縄知事「強い怒り覚える」米軍に抗議へ

 沖縄県北谷(ちゃたん)町での女子中学生暴行事件で、沖縄県の仲井真弘多知事は11日、県庁で報道陣の取材に応じ「決して許すことはできず、強い怒りを覚える」と話し、同日午後にも米軍に抗議する考えを示した。

 一方、政府と協議している米軍普天間飛行場(宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)への移設問題については「直接影響はないと思う」とした。

 仲井真知事は「何回もこういう事件が起こるたびに米軍に抜本的な対応を迫っているわけで、またもやこういう事件が生じたということは極めて遺憾」と述べた。

 普天間飛行場移設問題への影響については「事件が県民感情に悪影響を与えるのは当然だが、再編協議の中で、普天間飛行場が返還され、その再利用というのを私は意味のあることだと思っているし、そういう流れとして必要ではないかと私は思っている。基地の返還とその再利用というのは沖縄県民の長いこと要求してきたことでもある」と話し、事件とは別に移設は必要との認識を改めて示した。【三森輝久】

毎日新聞 2008年2月11日 12時52分 (最終更新時間 2月11日 16時49分)

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