地元の沖縄では、犯行現場となった北谷町長らがアメリカ軍に抗議するなど、事件への反発が続いています。
事件の現場となった沖縄県北谷町の野国町長と、少女が声をかけられ事件の発端となった沖縄市の東門市長は、12日午前、アメリカ軍の事務所を訪れ、事件に抗議しました。
「(事件が)後を絶たないということは、根本的に沖縄に対する米軍の教育、綱紀粛正に乱れがあるのではないか」(北谷町・野国昌春町長)
沖縄では13年前にも3人の海兵隊員による少女暴行事件が発生し、大規模な県民の抗議行動に発展しましたが、再び起こった事件に抗議の声が高まっています。
午後には、県もアメリカ軍の関係機関に再発防止を要請するほか、平和団体による緊急の抗議集会も夕方開かれることになっています。(12日11:32)