民主党の柿沢未途・東京都議(37)が首都高速で酒を飲んで乗用車を運転中、自損事故を起こしていたことが分かった。警視庁高速隊は道交法違反(酒気帯び運転)容疑で柿沢都議を書類送検する方針。
調べでは、柿沢都議は9日午後10時53分ごろ、東京都板橋区泉町の首都高5号線で乗用車を運転中、カーブを曲がり切れず中央分離帯に衝突。ほかの通行車の通報で駆け付けた高速隊が柿沢都議の呼気検査をしたところ、基準値の0.15ミリグラム以上のアルコールを検出した。柿沢都議にけがはなく、「焼き肉店で事務所関係者と酒を飲んだ後、知人の家に向かう途中だった」と供述しているという。
柿沢都議は柿沢弘治元外相の長男。01年に初当選し現在2期目。【吉井理記】
毎日新聞 2008年2月11日 16時10分 (最終更新時間 2月11日 16時14分)