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2008年2月11日(月) 朝刊 23面
「墜落か」住民騒然/嘉手納基地 航空機消火訓練
 【嘉手納】米軍嘉手納基地内で十日午後、航空機火災を想定した消火訓練が行われた。訓練用の機体が燃え、基地内の消防隊員が放水する様子が確認された。事前の通告がなかったことや民間地から近い場所での訓練だったため、「墜落事故が起こったのではないか」と不安がる住民もいた。同基地から連絡を受けた周辺自治体によると消火訓練は、十一日から始まる予定だった即応訓練を一日早めて実施したことに伴うという。

 訓練は、火災を再現する消防訓練用の機体を使用。目撃者によると、少なくとも機体の二カ所から発火し、煙が舞い上がった。数十台の緊急車両が機体を取り囲み、消防隊員の放水とともに、乗組員に見立てた人形を機内から運び、応急処置をしている様子も確認された。

 同基地によると、使用した機体は飛行はできない。同様の訓練は異なる状況に対応するため、曜日や場所を変えて実施しているという。

 同基地は、周辺自治体に対し、消火訓練が終了した後に「即応訓練を一日早めた」と通知。理由は明らかにしなかったという。

 訓練の現場は県道74号から数十メートルの距離。通りかかったドライバーは一様に驚いた様子で、訓練を見守った。嘉手納町屋良に住む女性(60)は「(訓練用の)機体が黒焦げだった。本当の事故のようで、怖かった。民間地の近くではやらないでほしい」と話した。

 嘉手納町議会基地対策特別委員会の田仲康榮委員長は「多くの県民が休日を楽しんでいる日曜日に、事前の説明もなしに、不安を与えるような訓練を行うのは許せない」と憤った。



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