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Hennessy Hammock　ヘネシーハンモック

 

それはハンモック、それはイス、それはソファ、それはテント.

.、、、、それは スーパーシェルター！

Ultralite Camping Hammock, Available Worldwide
　Hennessy Hammock USA.siteはこちら

Ｎｅｗ！　07/03/2003 updated↓
ハンモックキャンピングのススメ（ハンモックキャンピング１０１）→日本語版
英語版はこちら（hammock camping 101）

ハンモックキャンピングが２００倍よく分かる→日本語版

英語版はこちら（200 Tips for Hammock Camping）

 

New !!FAQ改訂 04/29/2004

 

Hennessy Hammock の一部輸入販売をA&Fが取り扱い始めました。クリック→

 

 

UFOの様に見えるかもしれませんが、これがヘネシースーパーシェルターです。地球上で最も革新的で軽量、快適なキャンプを約束します。
ハンモックとして、イスとして、あるいはソファとして、空中に設営した時に、ヘネシースーパーシェルターは、最も快適でリラックスしたキャンプを約束します。しかし、樹木も、吊す物が無い時でも大地にテントとして設営する事も可能であり、それでもビビィサックより快適です。もう水平なキャンプサイトを見つけなくても良いのです。もう木の根っこや、岩、水たまりなどがテントのフロア越しにあなたを悩ませることはありません。堅い地面の上に寝ることで、筋肉痛や、関節のこわばり、等に苦しむ事は無くなるのです。もう重いテントを持ち運ぶ必要はありません。自宅のベッドと同じくらいの、いやひょっとするとそれ以上の快適さを体験して下さい。これは、高品質のマットレスと同じ位快適に、空中で背中をサポートする初めてのシェルターです。あなたは朝きっと素晴らしい気分で目覚めるでしょう。何人かのヘネシーハンモックのオーナーは、アドベンチャーに出かけた時よりも、帰ってきた時の方が、体調が良くなったと報告しています。

ヘネシースーパーシェルターは、アマゾンのジャングルやアフリカのサファリでも、裏庭や別荘の庭先で使うのと同じように快適に使用できます。レース用のモデル（サポートロープ、虫除けネット、取り外し可能なレインフライ含めて425ｇ）からウルトラライトバックパッカーモデル（それでも尚まだ非常に軽量,880g）に至るまで、リニューアルしました。背の高い人、怪我や関節炎、ヘルニアを持っているユーザー達が、ここ何年かで最も快適な一夜を過ごしたと報告してくれました。今までに重いテントの代わりになるウルトラライトの装備を探し求めてきたあなたにとって、このハンモックは今までに買った中で最も重要な装備となるでしょう！そして、組み込まれた防虫ネットが一晩中蚊からあなたを守ってくれるでしょう。

ヘネシーハンモックは合衆国、カナダ、そして世界中で特許を取った、全く新しいキャンピングハンモックです。そしてカナダ、合衆国、中南米、アフリカの各地でテストされてきました。
ヘネシーハンモックは、、、、
近くの山へハイキングにゆくときの緊急用として、あるいは自転車での大陸横断の旅の為のキャンピングハンモックとして理想的です。マラリアを媒介する蚊がいる熱帯地方でも大丈夫。
岩だらけの、あるいは濡れた、又は傾斜のある大地の上に即座に快適な居場所が出現します。
日差しや、雨風、蚊の媒介する病気、毒を持った昆虫、小さなは虫類等に対して従来よりも優れた防御を提供します。
ローインパクトであり、環境に優しいデザイン。土を平らにならす必要も無いし、穴を掘ったり、ペグを何本も突き刺す必要はありません。
このハンモックをあなたのキャンピング装備の中心として考えてみて下さい。それは、テントに取って代わる事さえ可能です。
ジャングルハンモックとして考えると、組み込まれたモスキートネットがあるので理想的です。
ハンティング、釣り、カヤック、自転車旅行、熱帯地方での探検、アフリカのサファリ等に使って下さい。

カナダ北部湿地帯森林の植林者、鉱山、森林労働者、森林火災消防隊、野戦病院、国際災害救助隊、軍のサバイバル装備、SAR部隊で実際に使用されています。　　　　　

 

 

Frequently Asked Questions　FAQ

 

どうやってハンモックの中に入るのですか？

ヘネシーハンモックは世界で初めて底に入り口を取り付けたハンモックです。一方の端からセンターラインに沿って、ハンモックの真ん中くらいまでスリットが入っています。テントの中に入るように、頭を下げて潜り込みます。そして１８０度回れ右してスリットの入ってない側に腰掛けます。後はそのまま後ろに倒れ込み、足を引き上げて中に入れるだけです。下の写真をご参照下さい。

 

 

入り口が下にあるのなら、ハンモックの底から下に落ちてしまわないのですか？

それは私の担当の特許調査官がしたのと同じ質問です。あなたの背中が、スリットの入った部分の反対側にその体重をかけると、センターラインに沿って体重でハンモックの底部全体にテンションがかかります。すると、スリットは自動的に閉じて、昆虫の侵入も防いでしまいます。ハンモックから出るには、両足をスリットに押し込み、立ち上がればテンションは解除されてスリットは開き、簡単に出られます。

 

 

 

ハンモックでは気持ちよく眠れないのでは？

いわゆるキャンピングハンモックや一般的なハンモック、とりわけ、背中が曲がってしまうタイプでは、快適に寝られないと言う事があり得ます。しかしヘネシーハンモックは驚くほど快適です。一度中に入ると殆どの人が外へ出たがらない程です。その秘密は、センターラインから対角線上に１０度から２０度斜めに寝ることにあります。マヤンハンモックや中央アメリカのハンモックと同じで、背中を快適に伸ばしたり、横向きに胎児の様な姿勢になったり、好きな格好で休む事が可能になります。ヘネシーハンモックに慣れるのに一晩かかる人もいれば、最初から素晴らしい寝心地を体験する人もいます。

 

 

どうしてジッパーが無いのですか？

特許の閉鎖方式がジッパーを不要にしたのです。ジッパーが無いと言う事はそれだけ低コストになりますし、ご存じのようにジッパーは故障する事があり得ます。ことに、ハンモックではそうです。しかしながら、ヘネシーハンモックの殆どのモデルでベルクロテープが付いていますので、たとえ夜中に寝返りをうって、両足がスリット部分を圧迫しても開くことはありません。

 

 

 

体重の制限は？

 

それぞれモデルによって異なります。このハンモックは非常に強靱ですが、長くお使い頂けるように、長期の体重負荷を念頭において制限体重の数字を割り出しました。制限を超えた体重をかけると、保証は失われてしまいます。 体重制限の数字を守って下さい

。

ヘネシーハンモックでは一度に何人まで寝られますか？

ヘネシーハンモックは一人用として作られています。従って、二人で使う事を推薦はしませんが、体重制限を超えないカップルなら快適に寝られる可能性はあります。

 

 

どうやって注文すれば良いのでしょう？

カナダに国際電話をかけて頂くか、
1 (888) 539-2930.
インターネットで注文ができます。http://www.hennessyhammock.com/

Visa、 Mastercard 、 American Express.での支払いが可能です。

 

そんなにハンモックが快適ならば、寒い気候の時にスリーピングパッドが必要なのは何故ですか？

 

スリーピングパッド（フォームパッドかリフレクターの様な）を体の下に敷いておかないと、寝袋は体重で圧迫されてロフトを失いますので体の下は断熱性が無く、体温を奪われて寒く感じます。これは地上でテントの中で寝る時も同じ事が言えます。 我々のフィールドテストでは、ポリエステル製のスペースブランケットや、サーモライトブランケット、自動車用の日除けパッド等でもかなり効果的に働くことが分かっています。こうした物を使用するのが最も単純、ローコストな方法です。

 

 

私は身長１９０ｃｍありますが、私でもハンモックで快適に過ごせますか？

全てのモデルで、使用身長上限値より９０ｃｍ長く作ってあります。身長の高い人の為に３つのモデルが対応しています。エクスプローラーデラックス、エクスプローラーウルトラライト、そしてサファリデラックスです。それぞれ体重の上限が異なりますのでご注意下さい。

 

 

 

何匹の猫が入りますか？

・・・・・・それはニャンとも言えません。

 

 

 

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Q.ヘネシーハンモックの保証はどうなっていますか？

A.
適切なケアをして頂ければ、我々のハンモックは何年も長持ちします。もし、購入なさった後で３０日以内に、ご自分の期待と違うとお感じになられたら、
交換、返品、修理が可能です（スタックサックに書いてある耐荷重の値を再確認して頂いて、私どものハンモックの保証は、お一人で使用された場合に
限り有効と言う事をお心に留めて頂きますようお願い申し上げます。）。素材や縫製等の欠陥がありましても、交換や修理が可能です。詳しくは
カスタマーサービスcustomer serviceのページをご覧下さい。

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Q.バックパッキングで安い網でできているハンモックを使った事があります。勿論、ヘネシーハンモックはもっと快適な生地を使用している事は理解
していますし、それ故関心が湧いたのですが、眼鏡や靴を置けるスペースはありますか？そうした小物を便利に濡れずにしまって置ける事は、私に
とってとても重要な事なのです。何度自分の眼鏡や靴を下敷きにしてしまったか分かりません！

A
リッジライン（メインロープ）はネットにくっついていませんから、道具を仕舞っておくのに利用できますし、その辺りは絶好の場所と言えます。
夜になって、ハンモックに腰掛けたら、まず靴を脱ぎ、両方の靴の靴ひもを縛ってリッジラインに吊し、なるべく端っこの方に押しやります。次にズボン
とシャツを折って、靴下と一緒にリッジラインに吊して、靴の側に押しやります。もし、靴下や下着を洗濯したら、同様にリッジラインに欠けて干す事が
できます。リッジラインは、眼鏡を安全に架けておく事ができますし、読みかけの本や雑誌も、その頁を挟んで架けておけばシオリの役目も果たします。
小さなフックかカラビナを用いれば、缶コーヒーもプルタブに通して吊しておくことができます。だからうたた寝をしても、ジュースをこぼしたり、
本のページが分からなくなる事は無いのです。頭の上のスペースは、ライトをクリップしておけばハンモック内部全体を照らすのに最適な位置と
言えますでしょうし、おまけにまぶしくありません。鍵や小銭の様なものを入れておけるメッシュポケットが殆どのモデルには付いています。
リッジラインをスライドさせて頭の上に押しやる事が可能です。

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Q.いったんハンモックの中に入ってしまうと、特に夜の暗闇の中でハンモックから外に出るのが難しく無いですか？

Q. ハンモックのサイドロープを結びつける事ができない時（例えばアマゾン川の汽船の上とか）でも、ヘネシーハンモックは使えますか？

A
 はい、サイドロープを張らなくても、使用可能です。普通は、サイドロープが引っ張られる事によって、防虫網が体から離れて位置する様になっています。
しかし、例えば、左の肘を左のコーナーの方に張りだして、右の膝を反対に右のコーナーの方に位置させて擬似的にテンションを作り出せば、防虫網は、
きちんとあなたの体から離れた所に位置してくれるでしょう。同様に、レインフライもサイドロープをペグダウンしなくても使用可能です。例えば、水筒などを使って、
重しを作ってやれば風にばたつく事は最小限に抑えられるでしょう。

 

 

 

ハンモックの設営　Set Up

覚えておくべき事は...
• 真ん中　center
• 水平   level
• 椅子の高さ  chair height

ご注意；ハンモックを結びつける方法はたくさんあります。私どもの推薦する方法は難しい結び方ではなく、練習も必要ありません。実際、殆ど結び目は作らず、ある方法で巻き付けるだけなのです。単純なパターンで何重かロープを巻き付ける訳です。 結ぶのと違って、この方法だと絡まったりせず、見た目も美しい。たとえ一晩あなたの体重で締め付けられた後でも、暗闇の中でも雨が降っていても目をつぶったまま片手で簡単にほどく事ができます。この方法を習得するのに数分間かけるだけで、ハンモックをセッティングしたり解いたりするのに何も困難を感じる事は決して無いでしょう。

ウェッビングストラップを木に留めるのに推薦される巻き付け方。

まずウェッビングストラップを木にできるだけの回数巻き付けます。ウェビングストラップの両端のループを互いに重ね合わせて、ハンモックのロープを二つのループに通します。ロープを引いて、リッジライン（ハンモックを吊すメインロープのライン）がぴんと張るようにして下さい。ロープを一回メインロープに巻き付けてテンションをかけて、二つのウエビングループの背後に落とし込んで下さい。これが８の字パターンの巻き付け方です。これを少なくとも３回繰り返して下さい。最後はハーフヒッチにして少なくとも１５ｃｍはロープが余るようにします。Quicktime movie参照して下さい。（下記URL参照）HENNESSY HAMMOCK: fast, easy tips for hammock set-up

Windows Media player版はこちら（Shane Steinkamp made）

結び目のアップ
ウェビングストラップに８の字パターンにメインロープを巻き付けた部分と、２ハーフヒッチで最後を留めてある部分のアップです。これは船を係留する時に使う８の字ノットに非常に似ています。

ハンモックのセットアップ
3.6m〜6m離れた樹間、乃至支持物の間にハンモックを吊す様にします。ハンモックから二つの支持物までのロープの長さが同じになるように調節し、ハンモックが真ん中になるようにします。そしてリッジライン（メインロープ）をぴんと張って、水平になるようにします。ハンモックに出入りするのを容易にする為に、体重をかけた時に丁度、椅子の高さ※になるぐらいが理想です。ハンモックの下の地面が傾斜していようとかまいません。最初にロープを結んだ後、少しゆるみますので、体重をかけて数分後にもう一度ロープを結び直して締め直して下さい。次に、天候に応じてハンモックの幅を調節します。これは、ハンモックのサイドに付いている、弾力性コードのテンションを調節する事によって行います。コードは木の枝、茂み、岩、ペグあるいは、フライのサイドに結びつけます。（※訳者の経験では、大体自分の目の高さで木に結ぶと、テンションのゆるみ等で最終的に理想的なハンモックの高さになる様です）

フライ（キャノピー）のセットアップ
フライをハンモックの上に正しくセットします。フライの端は補強の為、折り返して縫製されています。横方向のカバー範囲は、サイドの調節用のロープを引っ張る事によって広げることができます。カバーの範囲を最大にする為に、フライには適切にテンションがかかるようにして下さい。フライの上下方向（縦方向）にはそれぞれの端にOリングが付いており、キャノピー用ロープにクリップで接続できます（フライ用ロープはメインのサポートロープに接続されてスライドできる様になっています）。この部分はセットアップが終わる最後の段階まではテンションをゆるめておいて下さい。さて、そのクリップに繋ぎ、メインロープに接続しましょう。前述した様にフライの両サイドには調節用のロープが付いているので、そのロープを近くの木の枝やペグダウンして、状況に応じて、フライが好きな角度になるように引っ張り、左右同じテンションをかけます。最後に、それぞれ上下方向をスライドして、フライのセンターをハンモック本体に合わせ、テンションをかけてぴんと張ってください。

スリーピングバッグに簡単に入る方法
ハンモックの中に居る状態からハンモックに腰掛けて下さい。そのまま立ち上がり、ハンモックの入り口を持ち上げて、脇にどかして下さい。そうすると、あなたはハンモックの外に立っています。まだあなたの足の位置は、ハンモックに腰掛けた場所を動いていません。スリーピングバッッグを泥から守る為に、足の下にスタッフサックを置きます。スリーピングバッグを履くように中に入り、脇まで引き上げます。肩の上まで引き上げて片手でスリーピングバッグを持っておきます。もう片方の手で ハンモックの入り口を頭の上に引き上げてハンモックの中に入り、中に腰掛けます。後は、後ろに倒れて、足を引き上げるだけです。簡単でしょう？

 ヘネシーハンモックの中で水平に寝る。
ハンモックの中で水平に寝る為の秘密は、ハンモック長軸方向に対して、斜めに寝る事です。頭と肩を片方のサイドの近くに置き、両足を反対側サイドのハンモックの生地がゆるくなったポケット状の部分に置きます。この軽度に斜めの位置で寝れば、ベッドに寝るのと同じ様に殆ど水平になっている事が分かるでしょう。横向きになって胎児のような姿勢でいるのも非常に気持ち良いですし、ほかにも色々と楽な姿勢を見つけることができるでしょう。

 

 

 

ハンモックを椅子の様に使うには　As a chair

ジョンは去年の秋の旅で、ヘネシーハンモックを椅子として使う方法を発見しました。その方法とは、、、

1.        ハンモックのサイドにある伸縮性コードの片方を外します。

2.        ハンモックの下に左手を伸ばし、向こう側を掴んでハンモックの底を半分に折りたたみます。 その際、左手でOリングを持って行うと良いでしょう。

3.        きちんと折ったら、両端部分をつかんでしわを伸ばします。

4.        折りたたんだ生地がぴしっと折り重なっているのを確認してから座ります。

この方法は、カナダのアルバータ州カルガリーにある『シールズ・アクションギア』のジョン・ニジェボアが発見しました。ジョンの方法を試してみましょう！

 

折りたためば、オープンラウンジャーとしても使えます。うたた寝してみませんか？

 

 

料理も座りながらできます。

キャノピー付きでも無しでも、お湯が沸くまでの間、読書をしたり、くつろいだりと背もたれのあるソファとして使えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンモックをテントの様に使う  As a Tent

レキ等のトレッキングステッキが２本あれば、ヘネシーハンモックをテントの様にも設営できます。テントとして使うように設計した訳ではありませんが、2001年の春、ダマスカスでのトレッキング中に写真のように設営されているのを見ました。既に辺りは暗くなってその人は寝ており、翌朝早く出発してしまったので、定かにチェックはできませんでしたが。

最近ALDHA West の集会で、経験豊かなバックパッカーから『森林限界の上ではどう使うのか？』と質問を受けました。 そこで、私は２本のトレッキングステッキを借りて、ほんの数分で写真の様に設営してみました。テントみたいになかなか格好良く見えますね。土の上に浮かぶ小さなボートの様にも見えます。リッジラインは約 ６０ｃｍくらいの高さです。 こうした使い方をする時には、ハンモックの底に、水分を防ぐ為のシートと、テントに泊まるときに使うのと同じようなスリーピングパッドが必要です。分離して取り外せるフライシートがある分、普通のビビィサックよりも便利です。この実験によって、ヘネシーハンモックは、森林限界の上でも（樹木の無い所でも）使用可能である事が分かりました。

Catalogueカタログ



ウルトラライト・バックパッカー・アシンメトリーULTRALITE BACKPACKER A-SYM New for 2002
総重量880g/耐荷重91kg
非対称形※のハンモックシリーズの一番最初の製品です。従来のバックパッカーハンモックよりも長く、身長１８０ｃｍの人にとっても非常に快適に感じます。そしてレインフライ（キャノピー）も３０％大きくなっています。
その次に施された改良は、スペクトラでできたサポートロープの表面を高密度に編んだポリエステルでカバーした事です。これによって、ロープは滑りにくくなり、摩耗にも強くなりました。そして最後に加えた改良は、実に大きな一枚布からなるシルナイロン製のレインフライです。最初は大きすぎるのではないかと懸念したのですが、重量が数十グラム増えてもそれによってより広い範囲をカバーできるメリットの方が大きいと判断しました。（※訳者注：ヘネシーハンモックは斜めに寝るのが基本なので、菱形でなく非対称の形にする事で中に寝る人にはより広いスペースが提供される事になる。）

ウルトラライト・バックパッカー・アシンメトリーは、吸血性昆虫の針を通さない高密度のナイロンを使用しており、その生地は柔らかくて快適です。２本のトレッキングステッキ等の支柱になるものがあれば、テントの様にも設営できます。あるいは、椅子やソファの様にも使用できます。
Made in USA/Canada.

諸元

·         重量 880 g

·         耐荷重: 91kg

·         サスペンションシステム；658kgの負荷でテスト済みのスペクトラナイロンロープ。滑り止めのポリエステルで表面が覆われています。

·         『ツリーハガー』と呼ばれる長さ104cm幅2cmのウェビングストラップ（ナイロンテープ）付き

·         ハンモック本体の寸法：254cm×122cm

·         ハンモック生地： 70デニールナイロンタフタ 160 x 90 ハイカウント

·         キャノピー（レインフライ）寸法： 307cm x 270cm （対角線長）

·         キャノピー（レインフライ）生地：一枚布 1.1オンス　シルナイロン

·         メッシュ（防虫網）  1オンスポリエステル製『ノー・シー・アム　ネット』

·         スタッフサック：ロゴと設営法がプリントされたリップストップナイロン、ドローコード付き

·         設営時間：２分

·         収納サイズ：13cm×25cm

·         希望販売価格： $169.00 US

色

·         目立たないアーストーンの灰緑色がかった茶色（ハンモック、フライ）　　※下の写真はウルトラライトではありません。

　　　　　　　　　

 

 

NEW FOR 2002 FIJI ECO-CHALLENGE
ライトレーサー・アシンメトリーLIGHT RACER A-SYM  568g/耐荷重 91kg
  身長195cmまで、かつ体重91kgまでの方の為のハンモックです。寸法はウルトラライト・バックパッカー・アシンメトリーと同じですが、超軽量の素材を使用してあります。レース専用としてお使いになる事をお勧めします。軽量化の為に、耐久性を犠牲にしています。このモデルは、アドベンチャーレーサーの要望によって生まれました。ザックの中で消えてしまうかのようにコンパクトになり、ほとんど重さを感じないくらい軽量ですが、トータルな意味で自然界から身を守り、快適であると言う要求を満たしています。信じられない事に僅か 550 g程しかありません。重量を最小限に、早い出入りを可能にし、素早い設営と撤収を最優先にしてあるので、入り口のベルクロテープや、メッシュの小道具を入れるポケット、そして2.5cm幅のナイロンウェッブは省いています。これらはオプションとしてオーダーできます。１年間保証限定。

諸元

·         重量 550 g.

·         耐荷重: 91kg

·         サスペンションシステム；658kgの負荷でテスト済みのスペクトラナイロンロープ。ポリエステルで表面が覆われています。

·         ハンモック寸法；270cm×120cm

·         ハンモック生地：:30デニール高密度リップストップナイロン

·         キャノピー（レインフライ）寸法：317cm×203cm（対角線長）

·         キャノピー（レインフライ）生地：1.1オンス　シルナイロン

·         スタッフサック：ロゴと設営法がプリントされたリップストップナイロン、ドローコード付き

·         設営時間：２分

·         収納サイズ：10cm×20cm

·         希望販売価格：$149.00 US

 

New for 2002
サファリ・デラックス・アシンメトリー　SAFARI DELUXE A-SYM  1650g/耐荷重181kg
サファリデラックスは、非常に大型のハンモックを求めている人の為に開発されました。ヘネシーハンモックの中で、これが最も深く、幅広いハンモックです。大きな人にとってもっとも快適であり、合計重量が181kgを超えなければ、カップルでもお楽しみいただけます。オートキャンプ、ボートキャンプ、コテージの庭や、裏庭に設置するのに最適です。
内部空間はたっぷりとあるので、入り口の反対側にザックを置いておけます。既に二人でハンモックを楽しまれているカップルも、このモデルでは大変快適に眠れます。ただし、このモデルを二人用としては販売しておりません。全てのカップルがこのハンモックに満足されている訳では無からです。一人が夜中に寝返りをうつと、もう一人も揺れますし、ボトムの入り口が、最初に入った人の体重がかかると、そのテンションで閉じてしまい、二人目の方がハンモックの中に入るのに、少々手間取るからです。  2004年カタログからは製造中止
諸元

·         重量1650 g

·         耐荷重: 181kg

·         サスペンションシステム；1362kgの負荷でテスト済みの3mナイロンロープ。ポリエステルで表面が覆われています。

·         ツリーハガーと言う名前の、幅5cm長さ107cm のナイロンテープ付き

·         ハンモック寸法；270cm×120cm

·         ハンモック生地：:210デニール高密度リップストップナイロン

·         キャノピー（レインフライ）寸法：リッジライン上の長さ360cm×幅330cmの６角形

·         キャノピー（レインフライ）生地：1.9オンス　70デニールのウレタンコーティングリップストップポリエステル

·         スタッフサック：ロゴと設営法がプリントされたリップストップナイロン、ドローコード付き

·         設営時間：3分

·         収納サイズ：18cm×30.5cm

·         希望販売価格：$199.00 US

色
本体フォレストグリーン、キャノピー（レインフライ）目立たないアーストーンのブラウン

 

 

アクセサリと置き換え用パーツ

NEW FOR 2003! 70デニール "６角形"ウレタンコートポリエステル・リップストップレインフライ（70D "HEX"-SHAPED PU-COATED POLYESTER RIPSTOP RAIN FLY）
リッジライン上の長さ360cm×幅330cm の大きさのレインフライ。リップストップ・ポリエステル生地２枚からできており、工場で縫い目を目止めしています。片方に２カ所ずつロープが結ばれています。生地の端は、２重に折り込まれ、３重に強化されて縫っています。それぞれのコーナーにはポケットが付いており、フライに結ばれているロープが収納できます。重量は766g。サファリデラックスに標準で付いてくるフライと同じ物です。風と雨に対する強さはどのモデルよりも優れています。$59US

スネークスキン　　Snake Skins

シリコン含浸処理のナイロンでできた『鞘』です。ハンモックとフライをまとめて納めるチューブ状のもので、素早い収納と、設営を可能にします。（左図）　
N. B. 納期が２週間以上かかります。

Photograph from Shane Steinkamp’s site

 

スネークスキン 1 (Snake Skin 1)
ウルトラライトバックパッカー、アドベンチャーレーサー、エクストリームレーサー用　$19.95
スネークスキン2 (Snake Skin 2)
エクスペディション、エクスプローラーデラックス、サファリウルトラライト、サファリデラックス用　$19.95
スネークスキンについて  About Snake Skins
雨の中での設営、撤収については先にレインフライを張ってから、その下でハンモックの設営、撤収を行うと言う原則がありますが、スネークスキンを使うと実に容易にこうした一連の作業が行えます。しかもスタッフサックの代わりにもなるので重量削減にも役立ちますので一石二鳥です。スネークスキンは収納時も、設営時も付けっぱなしなのでなくしてしまう心配が無いのも大きな利点です。右の写真がスネークスキンにハンモック全体を収納した姿です。長い蛇の様に見えます。

雨天時のスネークスキンを使用した設営については、以下の写真で解説。　By Ernest Engman  SGT Rock's Hiking H.Q. - Hennessy A-Sym Ultralight

設営　Set Up

1. 適当な樹を選びます。最初は緩く結んで、ハンモックがセンターに来るように調節します。	2. 設営の章にあったように、８の字に巻き付ける方法を使い、ぴんと張ります。	3.ハンモックのセンターに体重をかけて、腰の高さよりも低くならないかチェックします。
4. ハンモックが姿をあらわすまでスキンを引っ張ります。きちんと収納していれば、フライだけが姿をあらわし、まだハンモックは中にあって、濡れることはありません。	5. もう片方のスキンを引っ張り、メインロープにあるフックが出てくるまでスキンを剥きます。足の方が分かるようにあらかじめスキンに印しを付けておくと良いでしょう。	6. フライ（タープ）を解いて広げます。
7. フライの片方のサイドロープをペグダウンします。がテンションはゆるめて置きます。	8. 反対側もペグダウンし、タープが真ん中に来るようにきちんと張ります。それからメインロープに沿った長軸方向にも引っ張り、テンションをかけます。	9. スキンを端まで寄せ、裏返しになっていない事を確認します。可能な限りスキンの内側を濡らさないようにします。

 撤収 Tear Down

1.全てのペグを抜き、ハンモックにタープが垂れ下がるにまかせます。	2. タープをハンモックに巻き付けます。一回で十分です。	3.サイドロープも巻き付けます。
4. 少しねじって仕上げます。	5. 頭の方のスキンを引っ張り、ハンモックにかぶせます。	6. 同じように足の方のスキンもかぶせます。
7. 二つのスキンが中央付近で少し重なるようにします。	8. さあハンモックのメインロープを解きましょう。ハンモックが決して地面に触れないように。	9. 適当にまとめて結びます。ザックにしまいましょう。

 

ツリーハガー　Tree Hagger
柔らかい樹皮を傷つけない為のナイロンウェッビングテープです。アドベンチャーレーサーとエクストリームレーサーを除く全てのモデルに標準でついてくるものです。　長さ107cmで両端にループが付いている幅広のテープです。 大きな木には一回巻き付け、中ぐらいの木には２回、小さな木には３回巻き付けて樹皮にかかる荷重を分散させて下さい。そうすれば樹皮に何の跡も残りません。このテープの長さの分だけ離れた樹間に届く事になります。ご注文するときはお使いのハンモックのモデルをお知らせ下さい。                                        ペアで、　$9.95

他の製品群

New for 2003エクスペディション・アシンメトリー　EXPEDITION ASYM ......１１９２ｇ/耐荷重102kg 最もスタンダードなモデルの次世代型です。 従来通り、入り口はベルクロテープが付いており、メインロープのメッシュポケット、ツリーハガーも付いています。長さ270cm , 本体は200 デニールのオックスフォードナイロン。キャノピーは1.9 オンスポ　　リウレタンコートのリップストップ。本体は新しい非対称形。フライは30% 大きくなっています。　　　　　$119

コクーン　COCOON 1120 g/耐荷重102 kg　 ハンモックキャンピングの革命が始まった頃のスタンダードなモデルです。この新版は、アシンメトリーほどの大きさは無いものの、従来のエクスペィションモデルよりも大きなフライを持っています。　　　$79

 

New for 2003
サファリ・デラックス・アシンメトリー・ヘックスSAFARI DELUXE A-SYM HEX
現在バックオーダーを抱えています。1650 g/耐荷重181kg
サファリデラックスは、非常に大型のハンモックを求めている人の為に開発されました。ヘネシーハンモックの中で、これが最も深く、幅広いハンモックです。大きな人にとってもっとも快適であり、合計重量が181kgを超えなければ、カップルでもお楽しみいただけます。オートキャンプ、ボートキャンプ、コテージの庭や、裏庭に設置するのに最適です。このモデルは倍広い６角形のフライを装備しています。
希望販売価格：$199.00 US

スカウト　SCOUT:  1021g/耐荷重113kg  New for 2002
エクスペディション・アシンメトリーよりも30cm短い仕様になっています。ボーイスカウト等の若い冒険家に。或いは、165cmより低い身長の方に。レインフライは付属しています。　　　　　　　　　　$69
 (ウィスコンシンのボーイスカウト　ベン)
エクスプローラーデラックス・アシンメトリーEXPLORER DELUXE A-SYM  1248g /耐荷重136kg
 New for 2002　　　$189
長さ3mのエクスプローラーデラックスは体重が136kg以下で身長が180cm以上の人が対象です。。

エクスプローラー・ウルトラライト・アシンメトリーEXPLORER ULTRALITE A-SYM  
1021g/耐荷重113kg  New for 2002　　$189   backordered 2-3 weeks
長さ3mのExplorer Ultralite A-sym は、体重113kg以下で身長180cm以上の方へ。ウルトラライト・バックパッカー・アシンメトリーと同じプロ ポーションになっています。

NEW FOR 2002 FIJI ECO-CHALLENGE
アドベンチャーレーサー　　THE ADVENTURE RACER   426g/耐荷重81kg 　　　　$169　　　
426gの重量で これほど快適で耐候性のあるシェルターは他に存在しません。身長175cm以下で体重81kg以下のレーサーが対象です。 耐久性は軽量化の為に犠牲になっていますので１年保証に限らせて頂きます。

スペシャルオーダー　Special Orders
たとえばより長いツリーハガーを希望される方もいらっしゃいます。アメリカ北西部では樹木が巨木の傾向があり、標準装備のツリーハガーでは対応できないからです。又、メインロープをより長くしてより離れた樹間でハンモックを設営する必要のある方もおりますし、又ある方はエクスペディションモデルのヘビーデューティーなボトムの生地と、より軽量で広いサファリのサイズのタープを必要とするかもしれません。あなたはモスキートネットが無いハンモックをご希望かもしれません。当社は可能な限りあなたのニーズに応えます。見積もりします。メールかお電話を下さい。.

phone (888) 539-2930 in US and Canada, (250) 539-5390 International.

様々な使われ方

ウルトラライト・バックパッキング Ultralight backpacking

アパラチアントレイルでこのハンモックテクノロジーが使われています。この春、新しいウルトラライトバックパッカー・アシンメトリーがヴァージニアトレイルのスプリングダマスカスで紹介されました。興奮のあまりお行儀の悪い行為もありましたが、みんなこの新しいハンモックを試してみてその広さ、軽さに驚いていました。スネークスキンの便利さにも同様でした。軽量さと言う点では、この823gのウルトラライトバックパッカー・アシンメトリーが会場で一番でした。重いテントの代わりになるし、かさばるスリーピングパッドを持ち歩く必要も無いからです。樹林帯で坂の多いトレイル等がハンモックに適しています。ハンモックのサイトは人気で混雑してうるさかったのですが、多くの人が、トレイルに設置されたシェルターを出て、ハンモックの中で眠る事を好みました。ツリーハガーは樹木をロープによる傷害から守り、テントと違って、地面に何の跡も残しません。地面を平らにならしたり、溝を掘ったりする必要も無いのです。

ウルトラライトハンモックは70デニールの高密度ナイロンから出来ており、夏の間中トレイルに溢れる吸血昆虫の針に対して極めて強力な防御力を示します。最もしつこく吸血昆虫が刺そうとした箇所も、顕微鏡で見ると糸と糸の間に全く空隙が無い事がわかります。また、この生地は極めてソフトで、スリーピングバッグが無くてもとても快適な寝心地を提供します。

ユーザーからの手紙

『私はミニマリストバックパッカーです。そしていつも、より軽量でコンパクトな装備でバックカントリーを経験する方法を探しています。今までにポケットハンモックとタープを組み合わせて使って来ましたが、この組み合わせには大きな欠点がありました。ヘネシーハンモックを知ってからは、大いに興味を引かれました。私は188cm 88.5kgで、私の住むコロラドは年間を通して朝方の気温が氷点下に落ち込むのですが、昨日初めてヘネシーハンモックで一晩を過ごすチャンスを得ました。驚きです！　ヘネシーハンモックは軽量化ギアの中で一番の製品です！』
 S.  B

 『トム、憶えていらっしゃらないでしょうが、私はダマスカスのトレイルデイズでお会いした者です。私のハイキングパートナーと共に、テントからヘネシーハンモックへの乗り換えを決心しました。これは私がアウトドアでした行為の中で一番賢い選択だったかもしれない。このハンモックは気に入りました！私のハイキングスタイルを全く変えてしまったのです。テントでは不可能だった場所にもキャンプできる自由をもたらしてくれました。このハンモックで何度も雨の中に泊まりましたが、耐候性は素晴らしかった。草木の生えていない荒れ地や、吹きさらしの山頂を除いてどこにでもキャンプサイトを見つけることができました。そしてそこでのキャンプはいつでも快適だったのです。私はあなたに感謝を送りたい。素晴らしい製品と素晴らしいカスタマーサービスに感謝！』

『アン、私は、先週の週末にヘネシーハンモックを兄弟と息子に紹介しました。私たちは、テントを持たず、３つのハンモックだけ持って、たった一カ所しかキャンプ地が無い山上湖へハイキングに行きました。兄弟は懐疑的でしたが、面白がって、ハンモックを試すつもりでいました。山頂につくと、驚いたことに、既に先行パーティが居ました。彼らは、テントを設営できるような平らな地面がもう残っていない事を心配してくれました。が、私は心配は要らないと告げ、樹間に３つのハンモックを張り、そこで良く眠れたのでした。今では兄弟もすっかりハンモック信奉者となり、同好の士と一緒にキャンプするのが好きになりました。』 

 

一般的なキャンプ Genaral Camping

キャンプ道具でこれほど快適なものは今までありませんでした。ヘネシーハンモックは北米の至る所のキャンパーの間で流行し始めました。オハイオとハワイでは、テントに寝ている人たちよりもヘネシーハンモックに寝ている人の方が多いと言う報告も届くようになりました。あるハイカーは、ボーイスカウトの全員が樹間でヘネシーハンモックの中に寝ている所に出くわしたそうです。一般的なキャンプにとって、エクスペディション・アシンメトリーほど適した物はありません。安価ですし、耐久性が高く、ヘネシーデザイン共通の特徴を全て持っています。リッジラインに下がっているメッシュポケット、ボトムにはベルクロの付いた入り口、レインフライ、上面全部を覆うモスキートネット、ツリーハガーが付いています。エクスペディションは、一人になれるシェルターが欲しい時はいつでも持ち出せます。パパやママと一緒に大きなテントに寝るのが嫌になった10代の若者に人気があります。ちょっとうたた寝をしたい時、日中静かな時間が持ちたい時、読書やリラックスしたい時、葉っぱや空を眺めたい時に最適です。蚊や這い回る嫌な虫や爬虫類から守られていて安全です。そしてテントの代わりとしても実用的で、例外的に水平で快適な環境を作り出します。

食事の時にはエクスペディション・アシンメトリーは快適な椅子に変身します。調理や荷物の整理、何かを吊しておくのに最適です！雨の中でも、レインフライの下でハンモックを濡れずに巻き取り（新製品スネークスキンの中に簡単に収納できます）、尚、雨や日差しから守られたワークエリアを確保できるのです。

ユーザーからの手紙

『最近ヘネシーハンモックを買い求め、使っている者です。なんとまあおそるべき物を作ったものだと言うのが私の感想です。外フレーム方式のバックパックの発明以来の革命的な出来事だと思います。』　J. P.

『最初に言わせてください。自分のヘネシーハンモック（エクスペディション）で大変楽しくキャンプさせてもらっています。テントだと適切なロケーションを見付けるのが頭痛の種でしたし、その他にも色々と道具を持ち歩かなければならない事が本当に嫌でした。テキサスパークのワイルドライフエキスポでヘネシーハンモックを購入してからは、自分の古いテントは物置に放り込んでしまいました。ハンモックはパッキングするのも、設営も撤収も素晴らしく楽で、ぐっすりと眠れます。ある日、気温が５度（南テキサスでは寒い方です）に落ち込んだのですが、私は１０時間ぐっすりと眠り、朝はとてもリフレッシュした気分で目覚めました！それもグロッキーになったり、どこも凝ったりせずにです。世界中を見て回った訳じゃありませんが、私のヘネシーハンモックは世界一だと言いたい！私は、テントやシェルターのデザインの講義を大学のキャンピングクラスで行っていますが、そこでプレゼンテーションにハンモックを使っています。そのプレゼンテーションの後では、ヘネシーハンモックの情報を教えてくれと言うリクエストの嵐です。もちろん喜んで情報提供しました。私は、この製品にはいくら賞賛を与えても足りないぐらいだと思います。』 

 

怪我・関節炎  Injury/Arthritis

もう自分のキャンプの日々は終わったとお考えですか？まだ堅い地面の上で眠ろうとしていますか？眠れぬ夜、無慈悲なスリーピングパッドの上であちこち寝返りをうつ夜をもう忘れて下さい。

ヘネシーハンモックは実に快適なので、腰痛をかかえた多くの人々が、腰の痛みを忘れて眠る為にこのハンモックを使っています。まるで浮いているように、関節にかかるプレッシャーを除いてくれます。多くのユーザーが、家で使っている高価なマットレスよりこのハンモックの方がずっと快適だと語っています。付け加えて、ハンモックに出入りするシステムが大変楽なので、ハンモックのサイドからはね飛ばされたり、ひっくり返って地面に落ちてしまう様なリスクがありません。ハンモックの中に入るのは、椅子に座るのと同じくらい簡単にできますし、出るのも同じくらい簡単です。

ユーザーからの手紙

『親愛なるトム、アン。きっとたくさんの人々が手紙に書いている様に、私もこの信じられないような製品を生み出したあなた方に感謝の言葉を伝えたい。正直に言うと、家のベッドで目覚めるよりもこのハンモックで目覚める方が、腰の痛みやこわばりがずっと少ないのだ。この軽量さと簡便さが、自転車ツーリングや日帰りハイキングでさえ、大変喜びの多いものにしてくれた。私は今、「寝るのに素晴らしい場所」と言う題名の本を書こうと思っているくらいだ。』　　　フィル

 

『私は４２歳になる、熱狂的なバックパッカーです。４年前に腰を痛めてから、毎朝ベッドで唸ったりののしったりしながら腰を伸ばし、２０分もかけて起きあがるのです。２週間前に初めてウルトラライト・バックパッカー・アシンメトリーハンモックの中で一夜を過ごしました。大変驚いたことに、全く痛み無しに翌朝起きあがる事ができたのです。こんな事はこの４年間で実際初めてでした。腰痛が治ってしまったと言う訳ではありません。３０分後には私の腰は再び元の状態に戻っていましたから。しかし朝の寝起きは最高です。本当にあなたに有り難うと言いたい。』

 

『本当にどうも有り難う！私は４５歳になりますが、この２年間と言うもの、子供と一緒に今までの人生で一番多くキャンプしてきました。今まで私は夜余り眠れませんでした。エアマットレスや、ソファのクッションを抜き取って使ったりしてみた事もありました。しかし、夜中に何回も腰痛で起きてしまうのです。タイレノールと言う鎮痛剤を何回も飲む事によって限定的な効果はありました。しかし、今や家のベッドで寝るよりもずっと良くヘネシーハンモックの中で眠れるのです。子供よりもキャンプを楽しんでいるぐらいです。そして、更に良いことには、もう濡れた犬と一緒にテントで寝なくても良いのです。誓って言いますが、私の犬はうらやましそうに私のハンモックを見ていますよ。』

長身で重いキャンパーの方々 Big & Tall Campers

服にはサイズがあるのに、ハンモックには無いのでしょうか？エクスプローラーモデルは、180cm以上の方には最適です。エクスプローラー・ウルトラライトは体重113kgまで、エクスプローラー・デラックスは体重136kgまで大丈夫です。新しいアシンメトリーの形は、どんな肩幅の方でも大丈夫ですし、レインフライは従来モデルよりも30%大きくなっています。

サファリデラックスは体重159kgまで、スペシャルモデルはスペシャルオーダーで注文できますが、体重204kgまで大丈夫です。このハンモックは新しくデザインされたレインフライを持っており、従来の『２倍の幅』で、ポリウレタンコーティングされ、どのハンモックよりも広大な耐候性をもったエリアを提供します。あなた自身あなたの装備、そしてあなたの犬さえもカバーできる広さです！

Photograph from Shane Steinkamp’s site

ユーザーからの手紙

『私はずっと理想的なデザインのハンモックを探してきました。そしてついにそれを見つけたと思いました！私は身長190cmで、体重102kgあります。なので、自分に合ったハンモックを見つけるのは簡単ではありませんでした。ヘネシーハンモックをアトランタのREIで買い求めました。そこではハンモックを屋根から吊してあったので、平らに寝ることはできませんでしたが、それでも素晴らしいデザインだと思いました！家に帰って設営するまで待てないくらいです。』 　　　　　M.S.-マリエッタ、ジョージア 

『私は大きな女です。身長170cmで、体重が107kgあります。最初彼氏のハンモックに入るのが嫌でした。私を支えるには軽すぎて、狭いような気がしたのです。でも、最近イースターカヤック、キャンピングの旅をしたのですが、その旅の間中、寒くて雨が降っていました。この旅で心変わりをしてしまったのです。新しいハンモックは正に私の為にありました。それは私の今までのキャンプ生活の中でも初めて良く眠れたのです。あんまり気持ちよかったので、次の日も、ロブに言って、彼のハンモックを使わせてもらいました。またもや快適に眠れたのです。スリーピングパッドの下にスペースブランケットを敷き、スリーピングバッグを開いたまま布団の様に体の上にかけて寝たのですが、驚くほど暖かくて快適でした。もし機会があっても、私はもう２度と地面の上で眠ろうとは思いません。家に帰ってから、装備を乾かしている時にハンモックを子細に調べてみましたが、どこにも私の体重で伸びてしまった痕跡はありませんでした。この製品の軽量さとサイズの小ささには驚くばかりです。』.

自転車とカヌー　Bike and Kayaking

自転車（オートバイも）やカヌーなどのアクティブなスポーツにおいて、ハンモックは素晴らしく超軽量なシェルターシステムとなります。荷室スペースの大幅な節約と、重量の削減を可能にするでしょう。しかも快適さを犠牲にせずにです！実際に試してみれば、あなたが持ち運べるどんなテントよりも、はるかに快適な事がわかるでしょう。

いざと言う時の為に自転車のサドルバッグやカヌーの荷室に入れておくのは容易です。今夜はブッシュの中で一晩を過ごさねばならないと瞬時に判断した時や、休憩の為に乾いた快適なスポットを確保したい時、素早く設営できます。旅が長く続く時、『スネークスキン』があれば、撤収、収納の繰り返しも素早く簡単にできますので便利です。

自転車旅行やカヤックで旅をする人は、しばしばキャンプ地を利用できない時があります。ハンモックは平らで水平な地面や、乾いたスペースを必要としない為、テントよりハンモックの方が、キャンプサイトを見つけるのはずっと簡単だと、多くのカヤッカー達が言っています。シーカヤックの旅では、海岸が斜面で岩だらけだったり、しばしばヤブで覆われている事が多いので、今晩どの海岸で泊まればいいのか途方に暮れる時があります。ヘネシーハンモックであれば、シンプルに二つの木の間にメインロープを結ぶだけで、例え深いヤブの上でも、殆ど最小のインパクトだけで、キャンプする事ができるのです。キャンプできる場所が見つからずに、長い間パドリングやペダルをこぎ続ける事は、もうなくなるでしょう！

我々のハンモックは二本の木があればどこにでも設営できますし、２本のパドルと細引きロープがあれば、テントの様に地面の上に設営する事もできます！目立たず、ローインパクトなハンモックは、風景の中にとけ込み、『痕跡を残さない“Leave No Trace”』主義に合致しています。殆ど自然の中にとけ込んで消えてしまうような、隠密キャンプ（Ｓｔｅａｌｔｈ　Ｃａｍｐｉｎｇ）が可能です。なぜなら、テントが張れない様な場所には、誰もシェルターがある事さえ想像しないからなのです。

キャンプの際、フライ単独でタープの様に使用して、日陰や雨よけのエリアを確保する事もできます。あるいは、逆にハンモック本体だけを吊してイスやソファの様に使用する事もできます。そして寝る段になったら、硬い地面の上に設営したテントより遙かに快適なシェルターとなります。ハードな一日を過ごした後に、ぐっすり快適な眠りを約束します。

ユーザーからのお便り

"トム
最近、仲間とヘネシーハンモックを二つ買いました。マウンテンバイクでトレイルを行き、自転車で行けるぎりぎり遠く、人里離れた場所でキャンプするのが好きなのです。これを実行する為には、軽量でコンパクトなシェルターが必要でしたが、このハンモックは素晴らしく、買っただけの価値がありました。" 

ファイン　ジョブ！ — Ｓ．スコパノ

 

"ところで、、最初ヘネシーハンモックの包みを開けてみた時には、ちょっと冷やかし半分だった。しかしキャンプに持ち出し、おもしろ半分に娘の為に吊してみたら、、私がすっかり気に入ってしまい、帰るまでの夜を全てそこで過ごしてしまった！その後自分のテントを張った事は一度も無い始末。I owe you one for that tip, Chuck!

８９ドルの買い物としては正にベスト！このハンモックは素晴らしい働きをしてくれている。カヤックの中では殆ど場所を取らないし、設営するのは鼻歌を歌うくらい簡単だ。ハンド島（ブロークン諸島）のビーチに２本の柱を埋め、星空の下で寝たものだ。全く蚊に悩まされる事の無い一夜だった。これは、凄い！事だ。"

 

"親愛なるトム

 

ここ一年ほどこのハンモックを使ってきました。今や私のベストギアです。ジョージアでマウンテンバイクとバックパッキングのガイドをしているのですが、ザックの中に自分の為のスペースは少ししかありません。1.14kgでコンパクトなハンモックは私にとって最も価値ある装備です。 

マウンテンバイクで旅をする時は、装備を選んで絞るのが最も難しいのです。なぜなら、一日に８〜１０時間ペダルを漕ぐ様なハードな行程なのに、僅か64リットルほどのパックに全てを詰め込まなければならないからです。その点、ハンモックは軽量さとコンパクトさで最適と言えます。冬季のバックパッキングでは、普通のテントが張れる様な平らな場所を見つけるまでに消耗しきってしまう事がままありました。しかしハンモックなら問題ありません。しかも厚くて重いスリーピングパッドでパックの中の貴重なスペースを潰し、それほど余計な重量を担がなくて済みますから。 

この様な素晴らしいギアを考案してくれた事に感謝を述べたいです。はウトドアのギアに関しては、デザインと機能で失望させられる事が多いのですが、ヘネシーハンモックはデザイン、機能の両方とも兼ね備え、素晴らしい。"

D. L.

 

 

 

バックパッカーマガジン、２００２年５月号レビュー　　Backpacker Magazine - May, 2002

ヘネシーハンモック・ウルトラライトバックパッカー1.5  (Hennessy Hammock Ultralight Backpacker 1.5)   $149.　重量 (公称値/実測値)681g/734g 
――この軽量なソロハンモックによって、バックカントリーキャンプは空中キャンプになった――

しばしば偉大な革新は、従来ある器具の改良によってではなく、根本から考え直された解決法によってもたらされる。
バックカントリーに関して言えばトム・ヘネシーの根本的見直しとは、すなわち、そう、地面を離れた、驚異的なシェルターと言う形に結実した。
最初にヘネシーの一人用ウルトラライトバックパッキング・ハンモックを見たときには、南の島での休暇を思い出してにやにや笑ったものだった。ハンモックで寝る時に強制されるバナナのような姿勢に、かつて早々と嫌になってしまっていたからだ。加えて、虫に刺されたり、濡れてしまうのではないかとか、ハンモックを設営する手間を考えると尻込みしてしまっていた。
しかし、この製品をちょっと試してみた後では、私は自分のこの既成概念を疑うようになった。

このハンモックのナイロンタフタでできた底には長軸方向に全体の半分の長さのスリットがあって、そこから出入りするようになっている。スリットの入ってない部分に腰掛けて、足を引き上げれば良い。自分の体重によってかかるテンションがスリットを自然に閉じてくれる（スリットにはベルクロテープも付いている）。そうすると、広い繭の中に居るような感じになる。
頭上４５−６０ｃｍにはノーシーアムネットが蚊帳の様にハンモック全体を覆っている。シリコンナイロンでできたレインフライが悪天候の時には繭全体をしっかりとカバーしてくれ、巻き上げると空に対面できる。しかしながら、この製品を是非テストしてみたいと思ったのは、実はその快適さ故だった。クッション性からはスリーピングパッドは必要無かったし、対角線上に寝れば自分の体は驚くことに水平に保たれ、実に快適だったのだ。 オレゴンの濡れた森を抜け、中央ワシントンの乾いた山岳地帯を登り、コスタリカのジャングルの中で、バックパッキングや自転車での旅を行ってみた。私は地面で寝るよりもヘネシーハンモックで寝る方がはるかに快適であると確信する様になり、さらに良いことには、軽量（９００ｇ以下）な為に腰にかかる負担が実に少ない事を実感した。そしてスリーピングパッドやタープを必要としないシンプルさが気に入った。

最初は、ハンモックには吊す木が必要だと言うことが、使い途を狭めてしまうのではないかと疑った。もっとも、木が全く無い所でも菱形のフライをタープの様に設営する事もできる（対角線上の寸法が180cm×300cm）。しかし、テントの様に柔らかくて平らな地面を必要としないと言う事がわかってからは、今までよりもはるかに多くキャンプ場所が見つかる事を知った。実際、急斜面の上や、沼地、岩や茂みの上でさえハンモックは設営できる。　 ある時、カスケード山脈で、ライトの電池が切れてしまった。平らな地面を見つける為に夜道を更に２マイル歩かなければと言う考えを捨て、トレイル脇の３０度になる斜面にある木を選んでハンモックを設営する事に決めたら、４分後にはハンモックの中で寝ていたのだ。更に言えば、平らにならしたキャンプ地でなくても眠れると言う事なのだ（１２０００種の蜘蛛と１７種の毒蛇の居るコスタリカでは実際この恩恵にあずかり、快適に過ごす事ができた）
耐候性も素晴らしかった。雨の森では、降り注ぐ激しい雨が地面を沼地に変えていたが、私は地面から高い位置に張ったハンモックの中に居た。 フライの面積は十分広く、装備も置く事ができ、テントの前室の様な働きを十分してくれた。

では、ウルトラライト・バックパッカーの欠点は？　初心者にとっては、ハンモックの中で動き回るのに多少の慣れが必要だと言う事と、温度管理が重要だと言う事だ。ハンモックはあなたのスリーピングバッグの下半分のロフトを潰してしまう。もし冷たい風に吹かれていると、あっという間に凍えてしまう。 もし夜間５℃以下に下がる様な場所で泊まる時には、熱反射するスペースブランケットをハンモックの底に取り付けると良い（ヘネシーのウェブサイトで詳しく説明されている）。私のアウトドア仲間でまだバックパッキング用のハンモックを使っている人がまだ居ないので、私のハンモックキャンピングの体験はソロに限られている。
アンディ　ダッペン

 

 

 

 

〜〜以下スタッフ用チップス（Ｔｉｐｓ #1）〜〜
ヘネシー、ハリケーンに遭遇（http://www.hikinghq.net/gear/hennessey_hammock.html#Update%2016%20Jun%202001）
Hennessy in a Hurricane!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2001年　６月１６日　アーネスト・エングマン　By Ernest Engman

私は丁度ロスのフォートポークのフィールドに出かけていた。そこで２週間の野戦訓練、銃のトレーニングをする予定で、いつもの通り私はヘネシーハンモックを持って行き、その中で寝泊まりをしていた。二日目か三日目に大量の雨が降り出し、稲妻や強風も吹き出していた。余りにも悪天候だったので私たちは、何回も訓練を一時中止せねばならない程だった。この嵐は５日間吹き荒れた。３日目か４日目に誰かがどうもハリケーンに遭遇してしまったらしいと言い出した。.

とにかく、テントの中に居る人は、水の中で寝ているも同然の状態だった。水は全ての考えられる穴と言う穴、ひび割れからテントや乗り物の中にまで入ってきたのだった。気分も相当湿って、志気は地に落ちていた。ただしヘネシーハンモックの中に居た私を除いてだが！

雨が降り出す一日前にハンモックをセットして、そのまま張りっぱなしにしておいた。雨になる事を予測して、悪天候の時はいつも用いる『ストームピッチ』法を使って設営した。中のものを何も濡らさずに、風に吹き飛ばされる事も無く、嵐の５日間を乗り切ったのだ。真夜中にトイレに起きて、ペグを蹴飛ばしてしまった以外は何事も起きなかった。しかも余り良い設営場所を見つけられなかったのに、嵐に良く耐えたのは驚きだった。

それまでは、ヘネシーハンモックの悪天候に対する耐候性に懐疑的だったのだが、今や毛ほども疑う気持ちは無くなってしまった。

ヘネシーハンモックの悪天候時の設営の仕方
1. ツリーハガーは使わない。伸びが大きすぎるからだ。ツリーハガーに代わる良い方法を思案中だが、多分ロープに鞘状の物を被せるのが良いかも知れない。ハンモックの底面が地面から２３ｃｍ〜３０ｃｍくらいの高さになるように設営する。そしてメインロープは可能な限りタイトに張る。

2. フライを出来る限り緩くかける。それからフライのサイドから出ているガイラインを出来る限り遠くにペグダウンする。するとフライがメインロープの真ん中辺りを下に押し下げる格好になり、テンションがかかっているはずだ。ハンモックとフライは同じペグに結びつけること。フライとハンモックの中心が一致するように確認する。これらが全てすんだら、メインロープに沿って、フライをスライドさせて長軸方向にテンションを掛ける。一回だけでは、センター付近のフライがまだ重なっているかもしれないが、全てにテンションはかかっているだろう。

3. もしできるなら、ペグの上に重しを乗せておく。非常に激しい雨が降ると地面が緩んで抜けようとするかもしれないからだ。

4. 設営にベストなロケーションは、丘の裏側だろう。しかも風が来る方向に樹木が密集していれば尚良い。そして風がサイドから斜めに当たり、足の方向へ流れて行くように設営するのがコツだ。とはいえ、私は何も風をブロックするものが無い丘の上に張った時がある。しかも風は足下から入ってくるような方向で。

追記：ハリケーンの一番激しい場所に居たわけでは無い事は認めよう。しかし、他のどんなシェルターもあの嵐に耐えた得たかどうか疑わしい。

 

 

 

『ストームピッチ』　悪天候の時の設営　Storm Set Up　　　　ハンモックキャンピング１０１　　　アーネスト・エングマン ｂｙ　Ernest Engman
SGT Rock's Hiking H.Q. - Hennessy A-Sym Ultralight Storm Set Up

殆どのハンモックは、言わば一つのやり方でしか張れないタープの様なものだ（タープは様々な張り方ができるが）。.軽い雨で暖かい気候の時にはフライは高く張り、換気を最大限に良くしておくことが理屈にあっている。 しかし、一旦天候が悪化したら、いわゆる『潜水艦のハッチを閉める』様にフライを閉じて設営しなければならない。たとえどんなに優秀なキャンピングハンモックでも、雨天時の注意点があり、これを守らなければ、濡れてしまうだろう。.

1.  適切なサイトを選ぶこと。ロケーションは丘の裏側で、風の来る方向に樹木が密集している事が好ましい。風はサイドから角度をもって受け流し、足の方向へ風を流す様にしたい。堅く締まった地面は雨の跳ね返りが多く、水たまりを作りやすいので、森林にある腐葉土のサイトを探すこと。

2. 適切な木を選ぶこと。周辺で一番大きな古い木は選んではいけない。頭上に重くて古い枝を持たない様な、小さめの木を見つけるように。ハンモックが樹木に繋がっているからといって、落雷で被害に会う確率は殆どない。たとえその木が落雷にあったとしても、あなたは落雷が地面に達する際の最短距離上にはあなたは位置していないし、ハンモックは落雷が地面に達する回路にとって並列に挿入された抵抗として働く（つまり殆ど電気は通らない）。主たる脅威は、強風によって頭上から落ちてくる枝であろう。もう一つ、雨によって土壌が緩んで、ハンモックを繋いでいる樹木が倒れてしまうと言う事もあり得るが、非常に確率は低いだろう。.

3. ハンモックを地面から２３ｃｍ〜３０ｃｍくらい離れるように設営する。そしてメインロープは可能な限りタイトに張る。あまりタイトに張りすぎるのも避けなければならないが、ハンモックを跳ね返った泥で汚したくは無いだろう。ハンモックの伸びをチェックする。ヘネシーの場合は、ハンモックを半分にたたんでシートにし、腰掛けて体重をかけ、伸びをチェックしてロープを締め直す。

4. フライを出来る限り緩くかける。それからフライのサイドから出ているガイラインを出来る限り遠くにペグダウンする。するとフライがメインロープの真ん中辺りを下に押し下げる格好になり、テンションがかかっているはずだ。フライとハンモックの中心が一致するように確認する。頭の方はハンモックとフライは別々のペグで固定する。足の方も別々にペグダウンする事。そうすれば嵐の間、フライを前室の様に使う事もできる。この二つのペグによる、フライとハンモックを別々にペグダウンする方法を取る際には、フライとハンモックネットの間に空気が循環するスペースが確保されるように確かめること。もしフライがネットに接したままで居ると、湿度が高い日には結露が問題となって来るだろう。リッジライン以外の場所でフライとネットがタッチしていれば、あなたの吐く息の湿度が冷たいタープに当たって結露し、スリーピングエリアに滴下してしまう事になるだろう。フライとネットが離れていれば、結露は単にタープを伝わって、地面に落ちるので問題はない。これらが全てすんだら、メインロープに沿って、フライをスライドさせて長軸方向にテンションを掛ける。

5. もしできるなら、ペグの上に重しを乗せておく。非常に激しい雨が降ると地面が緩んで抜けようとするかもしれないからだ。

 

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜以下、オリジナル By Kawasaki〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

雨の日のハンモック、基本 Fundamentals of HH camping in rainy condition

（１）ハンモック付近のロープのシームシールSeam Sealing of Main support rope
トム・ヘネシー自身は以下の処置を推薦している。メインロープ（リッジライン）がハンモックに接する部分１０センチ位を市販のシームシーラーで処理しておく。そうしないと、毛管現象でロープを伝わって雨がハンモック内に侵入する事がある。

（２）ドリップストリング Drip String
木綿で出来た紐をメインロープのハンモックに近い（５ｃｍくらい）場所に結んで垂らしておく（１０センチ以下くらい）。ロープを伝わってきた雨はこの木綿の紐が吸収し、そこで地面に滴下させてしまう。雨天時のハンモックキャンピング共通のテクニック。

（３）スネークスキン　　Snake Skins
スネークスキンを付けたハンモックでは、上記の（１）と（２）は必要無い。ロープを伝わって雨がハンモック内に侵入する問題は無くなると報告されている。　　

 

 

 

Tips #2 　ヒートリフレクター （The Heat Reflector）　〜ハンモックの中で暖かく過ごすには〜How to stay warm in your HH:
ヘネシーハンモックの冬季キャンピングの可能性を探るフィールドテストが過去に盛んに行われましたBackpackGearTest （http://groups.yahoo.com/group/BackpackGearTest/）。ハンモックで寝るのは、寒いのではないかと言う意見ありますが、それは一部正しい。夏はかえって涼しいのですが。ハンモックの下面はフリーな空気にさらされており、しかもその部分の自分の衣服、あるいは寝袋は自分の体重で圧迫されロフトを失っているので、保温性も殆ど失われています。ここで、空中と地面のどちらが体温を奪うかは、その時の条件による様です。堅く締まった地面では、おそらく空中に居た方が体温の喪失はマシでしょうし、ふかふかした腐葉土の地面では、デッドエアーをかなり含んでいるので、地面の方が保温性がある様です。とにかくどちらにせよ、ハンモックキャンピングにはスリーピングパッドやそれに類したものが必要不可欠と言う事です。
Hennessy Hammock Web Site. では、ヒートリフレクターシステムと称して、ミラー処理してある極薄のスペースブランケットをハンモックの下面に取り付ける事で安価な保温システムが出来ると書いてあるのですが、多くのテスター達は実験の結果、その保温力は殆ど無いと言う結論に達しています。鏡面処理したスペースブランケットは、確かに体温の放射熱は反射しますが、最も大きな熱損失の要素『伝導熱』による熱の喪失は殆ど防ぐことができないからです。
ハンモックでスリーピングシステムを考える時にいくつか面白い特徴がありますが、これは最近のウルトラライトのスリーピングシステムの考え方とも共通するので一考してみたいと思います。前述したように、寝袋の下面は、地面の上だろうとハンモックの中だろうと、自分の体重による圧迫で殆どロフトを失ってしまっています（特にダウンはその圧縮性が仇になってます）。その影響は大きく、Exped とフィールドテスター達は、グレードの高い寝袋を使うよりも、熱遮断性の高いパッドを使う方が暖かく寝るのにはずっと効果が高いと主張しています。
　

ところで、アメリカでウルトラライト・バックパッキングの考えを最初に唱えて、このジャンルを確立した人が居ます。レイ・ジャーダイン（Ray.Jardine）その人です。彼は元々ヨセミテのビッグウォールクライマーとして世界的に有名な人で、クラックに挿入してホールドを作り出す器具（フレンズ）の発明者としても有名です。その彼が『ビヨンド・バックパッキング（Beyond Backpacking）』と言う著書を１９９２年に初版しました（現在２０００年改訂版）。これが近年のアメリカのアウトドアシーンで最も重要な本の一つになりました。ウルトラライトウェイト・バックパッキングの始まりとなった記念碑的な仕事です。
　彼のやり方はRay Way と呼ばれていてザックやスリーピングシステム、シェルター含めてなんと９ポンド（４ｋｇ！！）でバックパッキングをすると言う革命的な方法論なのです。これに、水と食料を加えた重量を背負って、アパラチアントレイル等を何ヶ月も歩くのです。軽さがもたらす恩恵は、単に楽だと言う事だけではなく、より自然と深くコミュニケーションでき、しかも安全性が高いと言う事なのです。平たく言うと、従来のバックパッキングよりも絶対に『楽しい』、『より深い体験ができる』、だからここ１０年で大きなファン層を作り出し、ここ１〜２年は”Backpacker”でも特集が組まれ、マーケットでも無視できない方向に成長しています。彼の方法論ではステルス・キャンピング（stealth camping）と言う技術が中核になっています。いわば野宿の方法論で、むしろマタギの技術に近いものがある様です。日本にそのまま導入するにはいくつか問題がありますが、それはまた後日詳述します。

話が少しそれましたが、Ray Way のスリーピングシステムは、この体の下面に当たる寝袋の部分の重量は全く無駄になっているので省いてしまえと言う考え方なのです。つまり、キルト（Quilt）＝布団とスリーピングパッドの組み合わせです（左図）。GoLite のfurがそれです。キルトとパッドはベルクロで留めます。（彼の方法論ではパッドはかなり薄い。ふかふかの腐葉土の上でキャンプする事が前提になっているからです。つまり森の中で泊まる方法論ですね。）こうした方法論では他にも既に製品化されたものがいくつかあります。Ｎｕｎａｔａｋ（http://www.nunatakusa.com/）のBack-Country BlanketやGhost Blanket, Arc-Alpinist 等がそうですし、スリーピングパッドを入れるスリーブを一体化させた Big Agness(http://www.bigagnes.com/)のHorse Thief等（http://www.bigagnes.com/str-bags-ht.shtml）、WesternMountaineering のPod30,Pod15等がそうです。http://www.backcountrygear.com/catalog/bagdetail.cfm/WE2810 
さて、ハンモック・キャンピングでは従来のスリーピングバッグよりも、こうしたシステムの方が有効だと言う意見が多数派です。無論、普通の寝袋でもスリーピングパッドと併用すれば使えますが。さて、もう一度ハンモックの中で寝る時の特殊性を考えてみましょう。下記に３点挙げてみました。

ハンモックの中で寝るときの特徴  Characteristics of sleeping in Hammock
（１）パッドとスリーピングバッグがずれやすい　slipping away from sleeping pad
（２）コクーン効果 Cocooning effect
（３）クッション性はハンモック自体寝心地が良いので考慮しなくて良い　Wonderful cushioning of HH itself

この３点がハンモックに特徴的な点です。まず（１）ですが、ハンモックの中は慣れないと意外に動きにくい。ハンモックの中で寝袋の中に潜り込むのもちょっと大変です。おまけに寝返りをうつと、パッドは背中からスリップして逃げていったりします。その点、キルト＋パッドだと出入りも簡単だし（ベルクロやジッパーを下ろせば良い）、寝ている間にもパッドが背中から逃げて行く事も少ないし、逃げても捕まえるのは簡単です。そしてキルトの場合、布団と同じですから、暑ければ体の一部をはみ出させて温度調節は簡単と言うおまけがつきます。
次に（２）ですが、これは要するに地面に寝るのと違って、ハンモックは体を包むように体に沿って変形し、体の下面だけでは無くて、やや体側面にも圧迫が及ぶと言う効果の事です。パッドが比較的堅ければ、普通の寝袋＋パッドでもサイドを圧迫される事は無いでしょう。殆どのキルト＋パッドシステムですとパッドも体に沿って曲がってくれる物が多く、ハンモックが圧迫する部分はパッドだけで済む様です。このコクーン効果の点では、ハンモックキャンピング１０１の著者のアーネスト・エングマンErnest Engmanは、普通のパッドよりも幅広の物が良いと言っています。彼が使用しているのは、幅が６０センチ、長さが１５０センチのEvazote® padつまりフォームパッドを使用しているそうです（左写真http://www.hikinghq.net/gear/hennessey_assym_hammock2.html）。そして前述したNunatakのBack-country Blanket を掛けてキャンプしていますが、彼の経験では−１℃くらいまでは快適に眠れたそうです。しかしHot sleeper かCold sleeperかで全然体験は異なりますのであくまで参考ですがね。私はGoLiteのCave（タープシェルター）にFur で奥秩父の雁峠に泊まったとき、０℃で結構寒く感じました。この時は地面が固く、濃い霧が出ていました。やはり上掛けよりもパッドの断熱性が重量ですね。

さて（３）についてですが、これは本当でして、皮子平（最後部ページ写真）で昼寝した時も最高でした（笑）。で、クッション性は必要が無く、保温性だけが必要なんだと言う所から、パッドでは無いアイデアも生まれるんです。ハンモックの中では無く、外、ハンモックの下に、キルト状のものをぶら下げるアイデアです。ハンモックの布地の下（外側）は体重がかかりませんのでロフトを失いません。ヘネシーハンモックの場合、出入り口が下面にあるので出入りには工夫が必要そうですが、原理的にはハンモック下面のキルト＝アンダーキルトUnderQuilt（左写真）は悪くないアイデアです。（http://www.thru-hiker.com/workshop.asp?subcat=5&cid=72）ですが、ここは濡れる可能性が高いと言う事もあり、製品化するには少し困難がありそうです。

結局、今の所ヘネシーハンモックに使うパッドの決定版はありません。ヘネシー自身が研究開発中で、その内製品ラインに出すと、トム・ヘネシーはメールで言ってましたが、いつになるかは分かりません。

写真は、あるバックパッカーが、自分でダウンと生地を買って、アンダーキルトを自作してしまったのです。アイデア自体は良いが、ウェットな気候の時にどうするかが課題でしょう。

以上、少しまとめますと、お客さんに『キャンピング』できるハンモックとして売る場合、　the points in selling HH as a super alternative to tents

（１）  雨の時のハンモック内への水の侵入を防ぐ対策（スネークスキンを使っていれば不要）について How to keep from invasion of rain

（２）  夜間、早朝でも暖かく寝る為に必要な対策について How to stay warm in HH

（３）  強風、嵐の時の対策、注意点 How to pitch HH against storm

についてアドバイスが必要だと思います。

文責　　川崎　一　平成１５年５月２８日

愛猫 キュイル （無関係です）

←クリックすると猫のページに飛びます

My love cat “Quil” .  He is so much crazy about hammock.

 

 

翻訳;　川崎　一（かわさき　はじめ） E-mail: doctork@lilac.ocn.ne.jp  〜2003年4月27日　新緑のブナと豆桜の皮子平にて〜
Translated by Hajime Kawasaki, at Kawakodaira in the Mt.Amagi　surrounded with fresh spring green of beech and mountain cherry blossom on 2003/04/27

ようこそ、キャンピング・ハンモックの世界へ！

                   Welcome to the Hammock Camping World !

Ｎｅｗ！　07/03/2003 updated↓

ハンモックキャンピングのススメ（ハンモックキャンピング１０１）→日本語版

英語版はこちら（hammock camping 101）

ハンモックキャンピングが２００倍よく分かる→日本語版

 

英語版はこちら（200 Tips for Hammock Camping）

 

 

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