脚が太くてオタクール
アウトサイダー・アート 価格:¥ 3,045(税込) 発売日:2000-10 |
最近、お芸術がオタクにすり寄って気持ち悪いんだが、まぁ、アレだ、せっかく「アタマのオカシイ人たち」をお芸術という隔離病棟に閉じこめる知恵を人類は身につけたというのに。で、とうとうコレなんだが、
当プロジェクトの目的は、新しいエロティシズムの表現方法を確立し、洗練されたアートとしてアウトプットすることです。時代とともに変化してゆく社会と、そこで起こるムーブメントを敏感に感じとって、今この時代だからこそできるエロティシズムの表現を模索します。テーマは「変身」です。4人の女子高生が、制服や部活動のユニフォームといった普段の姿から、バトルスーツを身に纏った戦隊ヒロインに変身するまでの過程を実物大の連続写真にしてギャラリーに展示しましました。
オタクがカネと手間をかけて自分の夢を実現しました、というだけの話のような気もするんだが、なんせお芸術なのでカネになるわけだ。
・約400枚の高解像度画像
・等身大プリント用超高解像度画像
・メイキングムービー(約15分)
・戦闘スーツの3Dポリゴンデータ
(Autodesk Maya形式およびOBJ形式)
・その他設定資料など
6300円(税込み)
と、データも売ってくれるらしいので、うら若き戦隊美少女の下着から透ける陰毛とかに興味ある方はお求めになられるとよろしいかも、なんだが、なんせ現代美術なので、どこからかスポンサーがついたりするらしい。
こういうオタク系アートを「現代美術」という名の商売にしようという動きは、例のアレから始まっているわけだ。どことかのオークションでオタクアートが空前の高値をつけてTVで大きく報道されたアレなんだが、まぁ、常識的に考えてTVで「空前の高値」とやたら報道されるオークションというのは、たいていヤラセだと考えて間違いない。オークション会社も、知っていても何も言わない。手数料さえ入ればいくらでもヤラセ歓迎だ。マスコミも薄々、気がついていても黙ってる。そういうのは、乗っかった方が美味しい。で、そんなヤラセの成果もあってオタクアートというジャンルが世界的に認知され、これもその一つのようなんだが、ねらいはズバリ当たって、世界的評判でアクセス殺到、というので目出度いです。こういうの「オタクール」と呼ぶらしい。で、モデルの女の子の脚がとても太くて素敵です。
お久しぶりです。
元ゼネプロ(のちのガイナックス)社長の岡田斗司夫が「オタク文化」で一時期飯食ってましたね。今はダイエット評論家だが。しかしオタクも「文化」の次は「芸術」ですか? でも。もう既に秋葉原で「遊人」のリトグラフが50万円ぐらいで売られてましたよ。確かに「文化」より「芸術」の方がカネになるw
私もオタク系現代芸術「パイパン」を始める準備に取りかかっております。芸術少女「西村理香」の時は、野次馬さん、協力お願いします。
無毛最終真兵器http://blog.livedoor.jp/manakaseiji/
投稿 セピア | 2008/02/11 14:32
戦隊美少女が現代アートで世界的評判!
こうなるともう喜劇ですね。
アートはやはり一種の宗教だと思う。
ところで一週間ほど前、本屋で目に入って、
例のアレの人の「芸術起業論」という本を読んだばかり。
芸大で初の日本画科博士号まで取った人だのに、
貧乏で36歳まで、
コンビニの捨て弁当貰って食べる生活してたそうです。
オタクアートで名を上げた人だけど、
オタク系フィギアについてはド素人だったみたい。
その辺の経緯も本に書かれてる。
あのフィギアに6800万の値をつけたのは、
会社を売って既に引退してる80歳くらいの米国人老夫婦。
本のなかでアートについて鋭い指摘も結構言ってる。
けど、オタクフィギアに過ぎないものをアート商売にしちゃって、
あれは一線を越えてしまった、というか、
パンドラの箱を開けてしまった気がするな。
あれのエピゴーネンがこれからもどんどん出てくると思う。
この戦隊美少女も、
あの人のアートの文脈の系譜と言えそう。
投稿 ゆ | 2008/02/11 17:05